未踏「AIフロンティアプログラム」育成対象者募集…2/5まで

 未踏は、人材育成プログラム「AIフロンティアプログラム」の育成対象者の募集を開始した。対象は、2019年2月5日時点で18~28歳の者。育成対象者1人につき最大300万円相当の研究開発に係る資源を提供するなど、さまざまな支援を行う。応募締切は2019年2月5日午後5時必着。

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 未踏は、人材育成プログラム「AIフロンティアプログラム」の育成対象者の募集を開始した。対象は、2019年2月5日時点で18~28歳の者。育成対象者1人につき最大300万円相当の研究開発に係る資源を提供するなど、さまざまな支援を行う。応募締切は2019年2月5日午後5時必着。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、2018年度より「革新的AIエッジコンピューティング技術」および「次世代コンピューティング技術」に関する研究開発事業を開始している。その一環として、SIGNATEと未踏はNEDOより委託を受け、人材育成プログラム「AIフロンティアプログラム」を企画立案、実行している。

 AIフロンティアプログラムでは、AI技術を駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイデアや技術を有し、これらを活用する優れた能力を持つ若い人材を公募などを通じて発掘し、AI分野における実践的能力を高度化するために必要な資源の提供などの支援を行い、突出した人材を育成する。

 募集対象となる人材は、企業における若手エンジニアや大学院生、大学生、高専生など。ただし、2019年2月5日時点で18~28歳である必要がある。また、対象となるおもな技術分野としては、機械学習や深層学習などの人工知能の仕組みに関するもの、自動運転や工場自動化、ロボット制御など、AIの効果的な活用が期待できるものなどを想定しているという。

 プロジェクトマネージャはソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長の北野宏明氏、メンターはギリア代表取締役社長の清水亮氏とアスラテック取締役の吉崎航氏が務める。

 研究開発に係る資源として、おもに育成対象者自身の人件費や機材、消耗品、施設の利用料、旅費交通費、そのほかメンターが研究開発に必要と認めた費用を対象として、育成対象者1人につき最大300万円相当を提供する。そのほか、メンターによる技術・経営などに関するアドバイスの提供や、未踏社団による特任研究員としての身分の付与、プロジェクトマネージャやメンターが研究開発に必要と認めた各種サポートの提供を行う。

 募集人数は、メンター1名あたり育成対象者2~3名。ただし、応募状況により人数が変わる場合がある。応募締切は2019年2月5日午後5時必着。支援期間は最大で2019年3月上旬~12月13日。

 応募書類のデータ一式をEメールにて添付し、未踏 AIフロンティアプログラム運営事務局に送付すること。提出された応募書類をもとに、書類審査と面談審査を行い、2月下旬を目途に全応募者に最終的な審査結果をメールまたは書面にて通知する。応募書類のダウンロードや公募要領の確認は、未踏のWebサイトにて行える。

◆「AIフロンティアプログラム」育成対象者募集
対象:2019年2月5日(火)時点で18~28歳の者
募集人数:メンター1名あたり育成対象者2~3名
※応募状況により、人数が変わる場合がある
締切:2019年2月5日(火)17:00
応募方法:応募書類のデータ一式をEメールにて添付し、未踏 AIフロンティアプログラム運営事務局に送付する

《桑田あや》

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