親子でよく話す内容、小中学生ともに「友達」が2位…1位は?

 親子でよく話す内容は小中学生ともに「授業・宿題」が最多で、そのほか「友達」「先生」など学校関連の話題が多い傾向にあることが、バンダイが2019年2月26日に発表した調査結果より明らかとなった。

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親子間の直接の会話以外のコミュニケーション方法(全体)
親子間の直接の会話以外のコミュニケーション方法(全体) 全 6 枚 拡大写真
 親子でよく話す内容は小中学生ともに「授業・宿題」が最多で、そのほか「友達」「先生」など学校関連の話題が多い傾向にあることが、バンダイが2019年2月26日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「親子のコミュニケーションに関する意識調査」は、全国の小学1年生から中学3年生の子どもを持つ25歳から59歳の親(子どもと一緒に回答できる者)を対象に実施したもの。2018年12月21日から23日に調査を実施し、900人の有効サンプルを得た。

 直接の会話以外の親子のコミュニケーション方法について聞いたところ、「スマートフォン・携帯電話での通話」18.0%が最多で、「家の固定電話」17.7%、「LINEなどのチャット機能」17.2%などが続いた。小中学生別でみると、小学生は「家の固定電話」18.3%、中学生は「LINEなどのチャット機能」34.7%がそれぞれ最多。バンダイは、中学生になるとスマートフォン・携帯電話の所持率が急増することから、親子のコミュニケーション方法も変化していくと分析している。

 普段、親とよく話す内容について聞いたところ、小学生の80.7%、中学生の67.0%が「授業・宿題」と回答しており、ともに最多だった。そのほか、小中学生ともに「友達」「先生」「給食・お弁当」など学校生活に関係する話題がランクインした。小学生のランキング6位の「習い事」46.7%と10位の「趣味」28.2%が中学生では圏外。一方、中学生のランキングでは、3位の「部活」55.3%や9位の「進路」35.0%など、小学生のTOP10に入らなかった項目もランクインした。

 親に感謝の気持ちを伝えたことがあるか聞いたところ、全体の46.0%が「ある」と回答し、学年が低いほど高い割合を示した。感謝の気持ちを伝えたことがある子どもに対して、伝えた方法を聞いたところ、「直接会って話す」69.8%が最多、ついで「手紙」25.8%、「その他」4.3%という結果だった。具体的に伝えた内容については、「ご飯を作ってくれたこと」「習い事への送迎」「お仕事」などがあがった。

《桑田あや》

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