【高校受験2019】埼玉県公立高の受検状況を訂正、大宮(理数)2.18倍へ

 埼玉県教育委員会は2019年3月1日、2月28日に発表した「平成31年度(2019年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査受検状況」の訂正を発表した。全日制の事前取消者数が49人から47人となり、もっとも倍率の高かった大宮(理数)が2.18倍へと修正された。

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平成31年度(2019年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査受検状況の訂正について
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 埼玉県教育委員会は2019年3月1日、2月28日に発表した「平成31年度(2019年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査受検状況」の訂正を発表した。全日制の事前取消者数が49人から47人となり、もっとも倍率の高かった大宮(理数)が2.18倍へと修正された。

 訂正があったのは、全日制の大宮高校の事前取消者数。埼玉県教育委員会によると、学力検査当日の受検状況報告の際に受付簿との照合を十分に行わず、誤った数値を報告したためだという。全日制の事前取消者数は49人から47人となり、受検者数総数を4万3,503人に修正。当日欠席者数の変更はなかった。

 訂正後の大宮高校の受検倍率は、普通科は1.38倍(訂正前1.37倍)、理数科は2.18倍(同2.15倍)。理数科は訂正前、訂正後いずれも、平成31年度(2019年度)学力検査でもっとも受検倍率が高い学校・学科となった。

 あわせて、21校で実施された学校選択問題の受検者も修正。9,878人から訂正後は9,880人となったが、倍率は同じだった。

 埼玉県教育委員会は、修正した学力検査受検状況をWebサイトに掲載している。また、再発防止策として、教育局への報告に対し、校内チェック体制の見直し強化を実施。複数回、複数の者による確認を確実に行うよう、各高等学校長へ指示を徹底した。

《黄金崎綾乃》

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