キヤノン「ジュニアフォトグラファーズ2019」全国から参加校・団体募集

 キヤノンは2019年3月13日、小学生を対象とした写真教室「ジュニアフォトグラファーズ2019」に参加を希望する小学校・団体の募集を開始した。4月19日まで全国の小学校や団体から応募を受け付ける。実施期間は5~11月、募集数は8~10団体。1団体あたりの定員は約30~60名。

教育イベント 小学生
自然の中で撮影を楽しむ子どもたち(2018年度の撮影会のようす)
自然の中で撮影を楽しむ子どもたち(2018年度の撮影会のようす) 全 4 枚 拡大写真
 キヤノンは2019年3月13日、小学生を対象とした写真教室「ジュニアフォトグラファーズ2019」に参加を希望する小学校・団体の募集を開始した。4月19日まで全国の小学校や団体から応募を受け付ける。実施期間は5~11月、募集数は8~10団体。1団体あたりの定員は約30~60名。

 「ジュニアフォトグラファーズ」は、身近な自然をテーマとした写真撮影の体験を通じて、子どもたちの環境に対する意識を高め、豊かな感性を育むことを目的とした写真プロジェクト。キヤノンの社会貢献活動として2004年にスタートして以降、2018年までに全国44都道府県、延べ396校・団体、2万1,380人が参加しているという。

 写真教室では、プロの写真家やキヤノングループの社員が講師となり、写真撮影のヒントやカメラの操作方法などを説明する「デジタルカメラ教室」、1人に1台ずつキヤノン製デジタルカメラを貸し出して野外で自由に写真を撮る「撮影会」を実施。撮影後には、子どもたちがお気に入りの1枚にタイトルをつけて発表する「作品発表会」も行い、講師が各作品を講評する。当日プリントした1枚は参加児童各自にプレゼントされるほか、撮影データは後日、参加校・団体の代表者に記録メディアに収録した形で寄贈される。

 2019年は「ジュニアフォトグラファーズ」プロジェクトが15周年を迎えることから、持続可能な開発目標(SDGs)のゴール15「陸の豊かさも守ろう」をテーマとして盛り込み、陸地、緑、植物など身近な自然や環境の大切さを見つめ直す機会を提供する予定。また「ジュニアフォトグラファーズ 2019」の一環として、全国のキヤノングループ会社においても近隣の小学校や地域のイベントなどで写真教室を開催するという。

 写真教室の開催期間は5~11月。参加単位はクラス、学年、学校、グループなどいずれも可能で、授業やワークショップとして実施する。所要時間は約3時間。参加無料で、必要機材などはすべてキヤノンが用意する。募集期間は4月19日まで。応募用紙に必要事項を記入のうえ、FAX、郵送、メールのいずれかで申し込む。応募多数の場合は選考での決定となる。

 また、5月14日~6月11日の期間には、「ジュニアフォトグラファーズ2018」に参加した子どもたちが撮影した作品の中から、個性あふれる作品を集めた「ジュニアフォトグラファーズ写真展」をキヤノンギャラリー品川で開催する。

◆「ジュニアフォトグラファーズ2019」参加校・団体の公募
募集期間:2019年3月13日(水)~4月19日(金)
実施期間:2019年5月~11月
対象:全国の小学校または団体(原則として小学3~6年生)
参加単位:クラス・学年・学校・グループ
実施形態:授業、ワークショップなど
所要時間:約3時間
募集数:8~10団体(1団体あたり約30~60名定員)
参加費:無料(カメラ、プリンターなどの必要機材はキヤノンが用意)
申込方法:応募用紙に必要事項を記入のうえ、FAX、郵送、メールのいずれかで事務局まで送付(応募用紙はWebサイトからダウンロード可能)

《畑山望》

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