JTB・日テレ、社会人を疑似体験できるキャリア教育教材を発売

 JTBと日本テレビ放送網は2019年3月19日、仲間と協働して成果を出す力の育成を目的とした教育プログラム「CAS-DRP」を発売した。中高生対象の映像教材で、ドラマを通して社会人を疑似体験できる新キャリア教育プログラムだ。

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CAS-DRP(キャリアアクシスサポート―ドラマチックロールプレイ)
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 JTBと日本テレビ放送網は2019年3月19日、仲間と協働して成果を出す力の育成を目的とした教育プログラム「CAS-DRP」を発売した。中高生対象の映像教材で、ドラマを通して社会人を疑似体験できる新キャリア教育プログラムだ。

 JTBは、修学旅行などの旅行行事の事前事後学習でのキャリア教育プログラムや、学校内でのキャリア教育プログラムを提供している。一方、日本テレビは、テレビ番組制作のノウハウを生かし、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授の理論をもとにポジティブ心理学やコーチング理論を合わせた学校教育用アクティブラーニング教材を企画。2018年2月より提供している。

 若年層の未就職率や離職率の高さが社会的な課題となっている現在、中学校・高校においてキャリア教育を充実することの必要性が高まっている。そこでJTBと日本テレビは、これまでそれぞれの事業分野で培ってきた実績、ノウハウをもとに、新たなキャリア教育プログラム「CAS-DRP(キャリアアクシスサポート―ドラマチックロールプレイ)」を共同で開発した。

 CAS-DRPでは、生徒がグループに分かれてドラマ映像を視聴しながら、登場人物になりきって、さまざまな課題を解決するためにディスカッションする。ドラマ教材を通して、仕事とプライベート、働く意味、仕事の責任や楽しさなどについて考える内容。4色のチップを使い、楽しみながら、主体性・協働性を育むことができる。

◆CAS-DRP(キャリアアクシスサポート―ドラマチックロールプレイ)
実施場所:1回目~5回目/各教室、6回目/全体で基本1会場
実施曜日・時間:通年
所要時間:1コマ(50分)×5回+2コマ(110分)×1回
実施可能人数:最小単位/クラス単位 ※少人数については要相談
料金:1人4,000円+諸経費20万円(いずれも税別)
※詳細はWebサイトで確認できる

《外岡紘代》

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