レゴ、プログラミング学習ツール「SPIKEプライム」8月発売
レゴ社の教育部門であるレゴ エデュケーションは2019年4月2日(現地時間)、プログラミング言語Scratchを使ってレゴブロックやモーターなどを制御できる「レゴ エデュケーションSPIKEプライム」を発表した。
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「レゴ エデュケーションSPIKEプライム」は、プログラミング言語Scratchを使い、「SPIKE」アプリを通してレゴブロックやプログラミングツール、コアユニット、センサー、モーターを組み合わせ、制御することができる。SPIKEアプリには、プログラミング機能に加え、実社会につながる多彩なカリキュラムが収録されている。カリキュラムは、45分の授業時間で構成されており、教師がSPIKEプライムを授業でより活用しやすいよう設計されている。対象は小学校高学年以上(中学校、高校含む)。
SPIKEプライムの各セットは、523個のレゴブロックで構成。その中には、レゴ エデュケーションとレゴグループが新しく開発した、革新的な11種類のパーツ「レゴの遊びのシステム(LEGO System in Play)」が含まれており、それらはSPIKEプライムで初めて公開される。新しいパーツには、「レゴ・テクニック」とレゴのシステム・プラットフォームを基盤とした、体系的な創造性と組立ての可能性を広げる、インテグレーター・ブロックなどが含まれる。また、アプリには4つのユニットと33種類のレッスンプランと参考モデルが含まれる。
レゴ エデュケーションのプレジデントであるエスベン・スターク・ヨーゲンセンは、「世界的に見ても、11~14歳の年頃の生徒は、難しい問題に直面しています。子どもたちはこの年頃から、学びに対する意欲を失い始めます。学習自信度調査では、多くの生徒が、何かしら一度でも失敗をすると、もう一回挑戦してみようとは思わなくなるという結果が出ています。こうした子どもたちが、SPIKEプライムを使った授業を体験すれば、様々な解決策を見出したり、新しいことに挑戦したりする意欲が湧き、最終的に学習に対する自信が高まっていくことでしょう。教師にとっての最大の課題は、時間の制約です。レゴ エデュケーションが提供するレッスンプランや教材、学習モデルを活用すれば、SPIKEプライムを授業に取り入れやすくなります」と述べている。
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