アドベンチャーワールドに7羽のケープペンギンの赤ちゃん誕生

 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、2019年3月中旬から4月にかけ、ケープペンギンの赤ちゃんが7羽誕生した。アニマルランド横のケープペンギン展示場で公開している。

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ケープペンギンの親子
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 アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、2019年3月中旬から4月にかけ、ケープペンギンの赤ちゃんが7羽誕生した。アニマルランド横のケープペンギン展示場で公開している。

 アドベンチャーワールドでは、1978年の開園時にフンボルトペンギンとイワトビペンギンの飼育を開始。1990年から自然界で暮らすペンギンコロニー(繁殖群)を再現すべく、「ペンギンプロジェクト」として本格的に飼育・繁殖研究に力を注いできた。

 アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、キングペンギンと繁殖実績を積み、1997年には世界最大のペンギン、エンペラーペンギンの繁殖研究を開始。2004年には世界でも2園館目となるエンペラーペンギンの繁殖に国内で初成功し、翌2005年にエンペラーペンギン繁殖の功績で日本動物園水族館協会より「繁殖賞」を受賞している。

 2019年は3月中旬から4月にかけ、ケープペンギンの赤ちゃんが7羽誕生。現在赤ちゃんは、アニマルランド横ケープペンギン展示場で暮らしており、それぞれの巣箱の中で親鳥とともに過ごし、親鳥がエサを与えるようすも見られるという。ケープペンギンは生後3週間が経つと自分で魚を食べられるようになり、体重1kgを超える赤ちゃんは、最近では自分で魚を食べ始めるようになったという。

 アドベンチャーワールドでは「すくすくと成長する7羽の赤ちゃんをあたたかく見守ってください。」とコメントしている。

《鶴田雅美》

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