【中学受験】受験をさせる目的「意識の高い生徒が多い環境で学べる」約8割
中学受験をさせる目的を保護者に聞いたところ、「意識の高い生徒が多い環境で学べる」約80%、「高い水準の教育が受けられる」60%強であることが、中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」の調査結果より明らかになった。
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「中学受験をする目的と子どもの将来」に関する調査は、アクセラレーテッドラーニングジャパンが運営する中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」に会員登録するメルマガ会員のうち、中学受験を目指す子どもを持つ保護者162人を対象に実施した。調査期間は2019年4月9日~4月16日。
中学受験をすることを誰が決めたかを聞いたところ、「家族全員で相談して決めた」40%、「子どもが自分で決めた」23%、「母親が決めた」14%、「両親で決めた」12%、「その他」6%、「父親が決めた」5%だった。「かしこい塾の使い方」主任相談員の西村則康氏は、「本来、学校選びは実際にその学校の生徒となる本人がするべき作業です。しかし、わずか10~12歳と幼い中学受験生ですから、保護者が主体となって、しっかり準備してあげましょう」と解説している。
中学受験をさせる目的は、「意識の高い生徒が多い環境で学べるから」約80%、「高い水準の教育が受けられるから」60%強、「子どもが希望する学校に行かせたいから」約40%、「大学への進学が有利になるから」40%弱、「社会で生きていくための力を養うため」30%強。「かしこい塾の使い方」主任相談員の辻義夫氏は、「難関校に入って勉強するのは、より自分の可能性を大きくし、生き生きと人生を送っていくための機会を得るということです。切磋琢磨し合える仲間と出会えることも難関校で得られる宝物の1つです」とコメントしている。
子どもが将来就きたい具体的な職業は、「ある」67%、「ない」33%だった。「ある」の回答者からは、パイロットや医師、警察官、ロボットの開発、科学者、俳優、鉄道関係、商品開発、サッカー選手、ゲームデザイン、弁護士、国会議員など、さまざまなジャンルの職業があがった。
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