【GW2019】いよいよ始まる新時代…子どもと一緒に「元号」を学ぶ書籍5選

 今日から、いよいよ「令和」の時代が始まった。学校現場や家庭でも、新しい元号の話題が増える中で、そもそも「元号」とは何かふと考え込んでしまう読者も多いだろう。子どもに伝える際に役に立つ、リセマム編集部おすすめの書籍を紹介する。

趣味・娯楽 小学生
子どもと一緒に「元号」を学べる書籍5選
子どもと一緒に「元号」を学べる書籍5選 全 1 枚 拡大写真
 今日から、いよいよ「令和」の時代が始まった。元号や日本の歴史について思いを巡らす機会も増えたことと思う。昭和天皇の崩御による自粛モードの「平成」スタートとは一転、ブームとなった元号予想をはじめ、華やぎに満ちた時代のスタートのように感じられる。

 学校現場や家庭でも、新しい元号の話題が増える中で、そもそも「元号」とは何かふと考え込んでしまう読者も多いだろう。さらに、大人が自分で理解することと子どもに教えることは、また別。今までわかったつもりになっていた元号を、子どもに伝える際に役に立つ、リセマム編集部おすすめの書籍を紹介する。

「元号っておもしろい」と子どもに言わせる本



 「オールナイトニッポン・スペシャル」をはじめ、多くの脚本を手がけた藤井青銅ならではのユーモアで、さまざまなランキングを使って改元理由を解説する。子どもに面白おかしく説明したい保護者におすすめ。


元号って何だ?: 今日から話せる247回の改元舞台裏 (小学館新書)

出版社:小学館
新書
著者:藤井青銅
ページ数: 222ページ
価格:864円
発売日: 2019.2.1



イラスト満載で子どもと楽しめる本



 「明治」は天皇がくじ引きで決定した?天皇即位がすべてではない、改元の理由をイラストを交えて解説する。特徴的な元号をピックアップしているので、雑学として「元号」を知りたい初心者にすすめたい。


イラストでわかる 日本の元号

出版社:池田書店
単行本
編集:日本の元号研究会
ページ数: 207ページ
価格:896円
発売日: 2018.12.25



GWの家庭学習におすすめの本



 改元や天皇即位に際し、公務や儀式など、皇室にまつわる情報がニュースを賑わす昨今、その基本を学べる1冊。子ども向けにわかりやすく解説されているので、長期休暇の自主学習や調べ学習におすすめ。


天皇と元号の大研究 日本の歴史と伝統を知ろう (楽しい調べ学習シリーズ)

出版社:PHP研究所
単行本
監修:高森明勅
ページ数: 207ページ
価格:3,240円
発売日: 2018.10.20



外出先でも手軽に読める本



 前漢時代の中国で生まれたという「元号」という制度。当時から中国王朝の影響を受けた他の国や地域にも広がったが、今もまだ元号を使用しているのは日本だけだという。元号制度の背景にも言及する、中級者向けの1冊。


由来と意味がよくわかる 日本の元号 平成から大化まで (新人物文庫)

出版社:KADOKAWA
文庫
著者:歴史と元号研究会
ページ数: 256ページ
価格:771円
発売日: 2012.6.9



「元号って必要?」の疑問に答える本



「元号」と、西暦やイスラム暦の違いは何か。それは「元号は有限」であること。改元によって再びスタートに戻る元号。そんな歴史的な区切りを感じることのできる東洋ならではの文化「元号」の意義に触れながら、日本史を振り返る本。


元号(げんごう)でたどる日本史 (PHP文庫)

出版社:PHP研究所
文庫
編著:グループSKIT
ページ数: 333ページ
価格:864円
発売日: 2016.7.3



 日本初の元号「大化」から「平成」まで、その数247にものぼる。役所をはじめ諸々の書類を書くたびに、ふと「元号は不要なのでは」と頭がよぎることもあるが、その歴史はとても奥深い。新時代が始まった今、あらためてその意義と日本の歴史に触れてみてはいかがだろうか。248番目の時代が、その名の由来の通り、人々が美しく心寄せ合えるときでありますように。

《野口雅乃》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集