中高生による国会議員のための「世界一大きな授業」5/15…YouTube生配信も

 2019年4月13日から6月30日にかけて実施されている世界規模のイベント「世界一大きな授業2019」の一環として、「中高生による国会議員のための『世界一大きな授業』」が5月15日に開催される。中高生代表8名が講師となり、超党派の国会議員約20名に講義を行う。

教育イベント 中学生
2018年 開催時のようす
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 2019年4月13日から6月30日にかけて実施されている世界規模のイベント「世界一大きな授業2019」の一環として、「中高生による国会議員のための『世界一大きな授業』」が5月15日に開催される。中高生代表8名が講師となり、超党派の国会議員約20名に講義を行う。

 世界一大きな授業は、持続可能な開発目標(SDGs)の「ゴール4=教育目標」を達成するための世界規模の同時キャンペーン。「世界中の子どもに教育を」を合言葉に2003年にスタートし、2008年には全世界で885万人が参加、「世界でもっとも多くの人が参加した授業」としてギネス記録となった。日本においても2018年には583校・グループ、5万1,188人が参加。2019年は、5月9日時点で415校・グループ、約3万4,500名が参加申込みをしているという。

 中高生による国会議員のための「世界一大きな授業」は、「世界一大きな授業」の一環として2010年から毎年実施しているイベント。中高生代表8名が「先生」となり、途上国の教育の現状や日本政府の教育援助実績の情報をもとに参加型の授業を設計。「すべての子どもたちが学ぶ環境を作るために」「誰1人取り残されない教育」「模擬授業(人材育成)」という3つの授業テーマで、中高生が手作りしたゲーム形式の授業を、「生徒」である国会議員に講義する。授業の最後には、政府がより良い援助をするために何が必要か、といった政策提言も行う。

 イベントには毎年、超党派から約20名の国会議員が参加しており、リピーターとして何度も参加する国会議員も少なくないという。授業では、中高生による政策提言を受けた、各党議員からの発言にも注目が集まる。当日の授業風景はYouTube Liveでも生配信される予定。世界一大きな授業公式Youtubeチャンネルから見ることができる。詳細は、世界一大きな授業Webサイトでも確認できる。

◆中高生による国会議員のための「世界一大きな授業」
日時:2019年5月15日(水)17:00~18:00
会場:衆議院第二議員会館 多目的会議室
配信:YouTube Liveで生配信(世界一大きな授業公式Youtubeチャンネル)

《畑山望》

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