【夏休み2019】小学校教員対象セミナー「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」申込締切6/15

 東京動物園協会では、小学校の先生を対象に、理科や生活科、国語などの授業をすすめるうえで参考にできるようプログラムを設定した「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」を夏休み期間に開催する。参加費は無料。

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「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」 上野動物園
「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」 上野動物園 全 4 枚 拡大写真
 東京動物園協会では、小学校の先生が理科や生活科、国語などの授業をすすめるうえで参考にできるようプログラムを設定した「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」を夏休み期間に開催する。参加費は無料。

 さまざまな生物を飼育している動物園や水族園は、小学校の校外学習の場としても利用されており、多くの方に動物のことを伝える役割を担っている。講座ではその経験をふまえ、動物の観察法や飼育法など、それぞれの園の特徴を活かした7つテーマの講座をのべ11回開催する。

 開催場所は東京動物園協会に所属する上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園の、4つの都立動物園および水族園。上野動物園では「6年理科 観察から探る『消化』」「動物園で学ぶ理科・国語」、多摩動物公園では「動物の骨と筋肉」「3年理科 昆虫を知ろう」、葛西臨海水族園では「干潟を体験! 環境と生きものを知る」、井の頭自然文化園では「身近なムシの調べ方・よび寄せ方」「井の頭池で調べる水辺の生きもの」を開催する。

 対象は小学校の先生で、全講座事前申込制。FAXもしくは東京動物園協会のWebサイト「東京ズーネット」の受付フォームより申し込む。受付締切は2019年6月15日。応募多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらず、結果が勤務先の学校へ郵送される。詳細は東京ズーネットのWebサイトで確認できる。

◆「授業に活かせる『動物園・水族園』講座」概要
開催日:2019年7月25日(木)~8月8日(木)※各講座の開催日時詳細は下記を参照
対象:小学校の先生
参加費:無料
申込方法:FAXもしくは東京動物園協会のWebサイト「東京ズーネット」の受付フォームより申し込む
締切:2019年6月15日(土)※送信分まで有効
※応募多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらず、結果を勤務先の学校へ郵送する。2019年6月24日(月)を過ぎても返信が届かない場合は東京動物園協会 教育普及センター 教育企画係まで連絡する。

【上野動物園】
・「6年理科 観察から探る『消化』」※初参加者限定
開催日時:2019年8月2日(金)9:30~16:30
定員:20名
内容:動物の採食行動を観察し、歯の形やフンのようすと関連づけて考察

・「動物園で学ぶ理科・国語」
開催日時:2019年8月6日(火)、8月7日(水)9:30~16:30 ※いずれか1日
定員:各日40名
内容:小学校課程の中で要望の多いテーマのリレー講座。午前は生きものの四季変化について、午後は低学年の国語の説明文で扱われている題材についての講演と観察。

【多摩動物公園】
・「動物の骨と筋肉」
開催日時:2019年7月26日(金)、8月1日(木)9:30~16:30 ※いずれか1日
定員:各日20名
内容:骨と関節を意識しながらさまざまな動物の体やその動きを観察。さらに標本などを使って、骨と筋肉について理解を深める。

・「3年理科 昆虫を知ろう」
開催日時:2019年8月5日(月)、8月8日(木)9:30~16:30 ※いずれか1日
定員:各日20名
内容:「やさしく触る」「実態顕微鏡で観察する」「成長の段階を追って見比べる」などの体験を通し、「昆虫とはどんな生きものなのか」を知識ばかりでなく、感覚的にもつかむ。

【葛西臨海水族園】
・「干潟を体験! 環境と生きものを知る」
開催日時:2019年7月31日(水)、8月1日(木)9:30~16:30 ※いずれか1日
定員:各日30名
内容:水族園の目の前にある干潟で、さまざまな生きものを探し、採集し、観察。後半は、室内で詳細な観察や実験などを通し、干潟という環境とそこにくらす生きものについての理解を深める。その後、グループワークでフィールド観察のまとめ方について一緒に考える。

【井の頭自然文化園】
・「身近なムシの調べ方・よび寄せ方」
開催日時:2019年7月25日(木)9:30~16:30
定員:30名
内容:昆虫を中心に、探し方や採り方、図鑑での調べ方など、身近な生きものの親しみ方を身につける。また、生きもののよび寄せ方についても学ぶ。

・「井の頭池で調べる水辺の生きもの」
開催日時:2019年7月30日(火)9:30~16:30
定員:15名
内容:井の頭池にくらす生きものとその環境について学ぶ。都内の淡水生態系の保全や外来種問題について知る場としても役立つ。

《鶴田雅美》

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