英語・知能・運動教育「バイリンガル幼児園KDI」人気の秘密と身に付く力

 2才から6才までの幼児を対象に、幼児教育と長時間預かりの保育機能を提供する「Kids Duo International(キッズデュオ インターナショナル;KDI)。子どもの「自分力」を育てるバイリンガル幼児園として多くの保護者から支持されている。

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小野木文香先生とクリストファー ショーン ウィンスロー先生
小野木文香先生とクリストファー ショーン ウィンスロー先生 全 4 枚 拡大写真
 2才から6才までの幼児を対象に、幼児教育と長時間預かりの保育機能を提供する「Kids Duo International(キッズデュオ インターナショナル;KDI)。子どもの「自分力」を育てるバイリンガル幼児園として多くの保護者から支持されている。KDI三鷹の園長とネイティブ・バイリンガル保育研修室室長を兼任する小野木文香先生、ネイティブ教師として英語レッスンを行う副園長のクリストファー ショーン ウィンスロー先生に、KDIの目指す教育や取組みについて話を聞いた。

--まず始めに、KDIが目指す子ども像、教育方針について教えてください。

小野木先生:私たちは自身の使命を「自分力で生きる人を育てる」ことに置いています。「自分力で生きる」とは子ども自身が自らを信じて行動し、社会のなかで自分が“輝く場所”を作り出すこと。不安定な時代だからこそ、自分で考え、自分で決めて、自分で行動し、幸せな人生を切り拓いていく「自分力」が求められるのです。

 具体的には、英語教育、知能教育、運動教育という3つを柱としたカリキュラムを子どもたちに提供しています。子どもたちは、数ある選択肢のなかから自分の得意なことや好きなことを見つけ、深めていこうとします。日々たくさんのカリキュラムに触れ、一生懸命考えたり、友達と協力したり、体を動かしたり…それが生きていく上での基盤となる「自分力」を築くことにつながっていきます。

小野木文香先生
小野木文香先生

日本語と英語、両方を習得するためのカリキュラム



--「英語教育」について教えてください。“インターナショナル”というと、オールイングリッシュの学校という印象をもつ方も多いと思いますが。

小野木先生:正式名称を“バイリンガル幼児園 キッズデュオ インターナショナル”といいます。この、“バイリンガル”というのがポイントで、一般的なインターナショナルプリスクールのように英語がメインなのではなく、あくまで2か国語(英語、日本語)でのバイリンガル教育を主軸としています。

 たしかに英語を突き詰めることは武器にはなりますが、やはり社会に出てから母国語がきちんと話せなくてはコミュニケーションにおいて困ることもあるでしょう。

 それに、まだ日本語もおぼつかない幼児期から英語だけをやらせると、日本語の理解が曖昧なままになってしまうんです。KDIでは6才までに英語と日本語を“対等”に積み上げることを目指したカリキュラムが組まれています。英語と並行してきちんとした日本語を習得することで、結果的に英語の語彙力や文章力もついていくと考えています。

勉強ではない、生活のなかの英語



--「先入観のないうちに英語を習得させたいけど、きちんとした日本語も大切」。そう考える保護者に共感されているというのも納得です。日々、子どもたちはどのように英語に接しているのでしょうか。

クリス先生:KDIの子どもたちは、1日の大半を英語で過ごします。英語の授業だけでなく、知育、運動クラス以外ほぼすべての活動において英語のシャワーを浴び続け、子どもたちが1年間で英語に触れるトータル時間は、言語習得に必要といわれる3,000時間を優に超えています。英語や外国人に対する先入観がまったくないのがこの2~6才という時期。言葉もあまり話せない状態で入園した子どもが、まるでスポンジのように英単語を吸収していって、「Can you change my diaper please ?」と先生に話しかけるようになるまでに、そう時間はかかりません。日常生活や遊び、しつけのなかで自然に英語がインプットされて、ネイティブの先生が言ったことがすべて理解できるようになっていきます。

 年中・年長になると、それまでの大量のインプットをもとに、英語で考えて発信するアウトプットを意識しています。年長にもなると、教室の中ではほぼ英語しか聞こえてきません。

自然と英語が身に付く環境



クリス先生:どの学年も、友達との遊びやゲーム、工作、英語の絵本を読んだり、英語でブロックをしたり…子どもたちが夢中になるカリキュラムが盛りだくさん。クッキングや職業体験などのイベントも開催され、楽しんでいるうちに反射的に英語が口から出るようになっていきます。子どもたちは、外国人の先生には英語で話しかけて、日本人の先生には日本語で話しかけるんです。理屈ではない、感覚で使い分けているのが子どもたちのすごいところですよね。

クリストファー ショーン ウィンスロー先生
クリストファー ショーン ウィンスロー先生

小野木先生:一般的な幼児向けの英語教室では、聞くことと話すことをメインに取り組みますが、KDIでは英語の言葉や文章を「書く」ことも重視しています。今後、小学校で教科として英語を習ったときに、聞き取れるし話せるんだけど、授業やテストで成績としての成果が出ないとしたら…英語が嫌いになってしまう恐れがありますよね。学校で習うような文法も含め、自信をもって英語4技能(聞く・話す・読む・書く)が使いこなせるような指導をしています。

幼児期に大切なのは“脳の器を広げること”



--「知能教育」への取組みについて教えてください。

小野木先生:知育にも多彩なカリキュラムを用意しています。指先を使う動きをたくさんしたり、算数の基礎となるパターンブロックを取り入れたり、脳が急激に発達するといわれる幼児期に脳を刺激することはとても大切。幼児期に脳の器を広げておくことで、その後長きに渡って多くの能力を吸収できる“脳の土台”をつくるイメージです。

 学校の勉強には正解・不正解がありますが、知育では、答えを出すことよりも子どもが考えたことや表現したプロセスそのものを大切にします。ある課題に対して、先生はやり方を教えるのではなく「こうしてみたら?」とヒントを与えます。そのヒントをもとにやってみて「自分でできた!」という達成感や喜びを感じることが重要。次にもっと難しい課題があったときに挑戦することを嫌がらなくなるんです。そのポジティブな循環のなかで、子どもはぐんぐん伸びていきます。

 もちろんそれは家庭でもできることなんですが、親は「もっともっと」と子どもに期待するあまり、我が子の苦手なところに目が行きがちですよね(苦笑)。そこはプロである私たちが、気長に待ちながら、子どものペースや素質を見極めて能力を開花させていきます。

 結果的に、園児が年長のときのIQの平均は145.3。小学校3年生程度の知能に当たります。つまり、卒園時には3年飛び級できるぐらいの力を身に付けているイメージです。

--「運動教育」についてはいかがでしょうか。

小野木先生:運動については、東京大学大学院・深代千之教授監修のもと、幼児期に必要な運動を科学的に分析し、ひとりひとりの運動能力を最大限に引き出すカリキュラムを提供しています。単に体を動かすのではなく、走る、ジャンプする、投げる、蹴る、バランスをとるといったスポーツに必要な動作を、どれくらい身に付けられたかを定期的に計測・分析し、データや画像として“見える化”しています。1年前と現在で、ボールを投げるフォームが劇的に向上したり体の動かし方が変わったりといった成長が一目瞭然で、保護者のみなさまにもお子さまの成長を実感していただけると好評ですね。

 実際に「走る」ことひとつをとっても、年長時に50m走で8秒76の記録を出す園児もいます。これは小学校6年生男子の平均タイム、8秒78に匹敵します(平成27年度「体力・運動能力調査」文部科学省)。

 走るだけでなく、運動能力テストの多くの種目で小学校中学年程度の記録を出す園児が多く、結果的に小学生になってから体育を得意、好きになれる園児が多いです。

--親は我が子のことになると、つい前のめりになってしまいます(笑)。その部分を、教育現場のプロが見ていてくれたり、最新のITの手法を味方に付けられるのはとても心強いですね。KDIにはどういうご家庭のお子さまが通っているのでしょうか。

小野木先生:海外赴任を見据えて子どもに英語を習得させたいというご家庭、外資系やITのお仕事をされている方、研究職や自営業の方…さまざまなご家庭のお子さまがいます。ご夫婦でお医者さまという家庭も多く、英語の論文を読んだり海外での博士号を取得したりといった際に親御さま自身が英語で苦労した経験から、幼児期からの英語の必要性を感じたという方もいらっしゃいますね。

 ハイレベルな医学部入試においても、英語に早く触れておくことはアドバンテージになるという声も伺っています。「これから将来を担う子どもたちが国際舞台に打って出るためには、世界共通語としての英語を使いこなせることが不可欠」。そういった認識をおもちのご家庭が多いですね。

「英語で考え、英語で理解している」と実感



--開園から7年目を迎えられますが、在園児や卒園児のご両親からはどのような声があがっていますか。

クリス先生:年少々、年少児であれば「入園して1か月も経たないうちに、洋服を着替えたり片づけをしたりといった身のまわりのことが自分でできるようになった」「外国に行ったときに、両親よりも英語に英語で反応していた」などの声を耳にします。

 年中、年長児においては、「ネイティブ並みの発音の良さ」「友達同士のフランクな会話もすべて英語でしている」「英語検定準2級に合格することができた」など、英語力についての成果はみなさんが実感されています。また、「クラスで自分の意見を積極的に言えるようになった」「学校の勉強でつまずく心配がない」など、就学してからKDIで培った土台の素晴らしさを再認識した、という体験談も伺います。

--KDIで築いた英語、知育、運動能力の土台は、いろいろな分野での強みになるのでしょうね。小学校受験対策にも対応しているのでしょうか。

小野木先生:小学校受験をされるお子さまには、課外授業として受験対策も行っています。鉛筆の持ち方から始まり、ペーパーの取組み方、制作、絵画、巧緻性、表現など受験に向けての土台をしっかり作っていきます。これまでの受験指導と数多くの合格実績にもとづき、お子さまの個性が伸びる学校、お子さまの将来を見据えた学校を保護者さまにもアドバイスしています。

 これまでの進学先としては、千代田インターナショナルスクールや青葉インターナショナルスクール、セントメリーズインターナショナルスクール、玉川学園小学部の国際バカロレア(IB)クラス、早稲田実業初等部や成蹊小学校、お茶の水女子大学附属小学校などの私立・国立小などに進学しています。もちろん、海外の学校に通うご家庭もいらっしゃいます。

--最後に、入園を検討されている方にメッセージをお願いいたします。

 たくさんの選択肢のなかから子どもが自分の「好き」を見つけるのは、宝石の原石を見つけるようなもの。幼児期に“自分の好き”や、“やりたいこと”の芽をみつけて、学校の学びのなかで磨き、社会でそれらを輝かせることができたら幸せですよね。私どもが提供するたくさんのカリキュラムのなかから「自分はこれが好き!得意!」というものを見つけて伸ばしてあげられるように、全力でお子さまの成長を支えていきたいと思います。

クリストファー ショーン ウィンスロー先生と小野木文香先生
クリストファー ショーン ウィンスロー先生(左)と小野木文香先生(右)

--ありがとうございました。

 日本にいながらにして英語の環境に身を置くことができ、知能教育や運動指導もカバーしてくれるカリキュラムは、幼児期に必要な要素が詰め込まれていると実感した。4年間の通園を通して、子どもの成長が目に見えて実感できる。Kids Duo Internationalは、そんな親としていちばんの喜びを感じさせてくれる場所ではないだろうか。

《吉野清美》

吉野清美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、子育てとの両立を目指しフリーに。リセマムほかペット雑誌、不動産会報誌など幅広いジャンルで執筆中。受験や育児を通じて得る経験を記事に還元している。

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