アナログもデジタルも1台で、コンパクト書画カメラ8月末発売
エルモ社は2019年8月末、これまでの授業スタイルに加え、デジタル教材を活用した授業プランにも対応できるコンパクト書画カメラ「MO-2」を発売する。完全ワイヤレス機能により、机間授業での利用も可能。本体価格は4万9,000円(税別)。
教育ICT
先生
advertisement

コンパクト書画カメラ「MO-2」は、ワイヤレスでマルチな書画カメラ。最大Full HD(1920×1080p)の高画質、デジタルズーム16倍を搭載しており、紙や実物などアナログ資料を大きく映すことができるほか、動画・静止画の再生、ブラウザを使ってインターネット上の資料や動画の閲覧など、デジタルコンテンツを映すこともできる。さらに、教科書や資料集に記載されたQRコードをカメラで読み込んで、インターネット上のコンテンツやWebサイトへジャンプすることも可能。表現豊かなデジタル教材を効果的に活用でき、生徒の理解をさらに深めることができる。
傾き補正機能を備えており、カメラの下の撮像エリアに置いたプリントや教科書を検知し、まっすぐに変換後、自動的にクローズアップできる。さらに、カメラ映像に書き込む機能も装備。ペンタブレットやユニット型電子黒板、一体型電子黒板、市販マウスなどで書き込むことができ、ポイントをしっかりと伝えることができる。
内蔵バッテリーと1対1の無線通信によるディスプレイ伝送技術「Miracast(ミラキャスト)」を搭載している。Miracast対応モニターを使えばケーブル接続も不要で、自由に好きな場所から大型提示装置に映像を表示できる。課外授業での使用も考慮し、本体底面には滑り止めラバーを採用。耐衝撃性を強化した。内蔵メモリのほか、SDカードやUSBメモリも使えるので、授業記録の保存もできる。
紙の被写体であれば、最大A3サイズまで取り込むことが可能(4:3表示時)。カメラアームの根元は可動式で、カメラヘッドもさまざまな角度に曲げて使うことができ、被写体の実物の大きさやテキストのレイアウトに合わせて本体を自由に配置できる。カメラアームは折りたたむこともできるので、収納もコンパクトだ。
Android OSを搭載しており、Officeファイル再生アプリ、プログラミング学習アプリ、ARアプリ、英会話アプリなど、各種授業支援アプリをインストールすることで、新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」を実現するためのさまざまな授業シーンに活用できる。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement