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2019年6月13日から東京ビッグサイトで開催されている「東京おもちゃショー2019」。昨年バンダイブースでは「ガンシェルジュ ハロ」というガンダムトークに付き合ってくれるハロが登場し話題となりました。そして今年もとんでもないガンダムの新プロジェクトが登場。その名も「ジオニックテクニクス」。その実態を知るべく、ブースを取材してきました。
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「ジオニックテクニクス」は、ジオニック社のMS開発をしながら、ロボティクスの基礎やプログラミングを学べるSTEM学習コース。簡単に言うと、ザクを作って、ロボットやプログラミングを勉強できるというものです。ロボット開発には近藤科学株式会社、モデルデザインはブルーメイクラボ、カリキュラム開発・教材設計は株式会社リバネスとそれぞれの分野の企業が関わっていて、非常に本格的です。
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この学習コースは中学生以上を対象としていて、キットを組み立てることから始めます。完成したザクを専用アプリでプログラミングして動かすのですが、上級者向けとして、PCソフト「HeartToHeart4」を使ったモーション開発も用意されているそうです。
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機体とプログラミングが終わると、受講証明書が発行されるそうです。しかし、その後ステップアップとしてさらに複雑で本格的なプログラミング学習を企画しているとのこと。オプションパーツでカスタムできたりするそうなのですが、一部展示がありました。まずは写真を見てください。
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ザクタンクは既にいますが、下半身がクモのようになっているのは個人的に今まで見たことがありません。デビルガンダムが若干近いかもしれませんが、非常に興奮します。
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しかも自分の好きに動かせるとなると、夢が広がりますね。近年ドローンの技術力も高くなってきたので、ジオングやフィン・ファンネルが飛ぶ日も近いのかもしれません。
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「ジオニックテクニクス」は現在まだ価格が未定ですが、受講の予約開始は2019年10月からスタート予定とのことです。小学生がプログラミング教育を受ける時代、もはやガンダムは「楽しむ」だけでなく、「学べる」領域へ突入です。こちらの続報も楽しみに待ちましょう。