海外旅行での感染症に要注意、都作成ガイドブックで対策を
東京都は2019年7月9日、海外旅行における感染症対策のポイントなどをまとめた「海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド」の情報を掲載。海外旅行が増える夏休みに向けて、海外での感染症に十分注意するよう呼びかけている。
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夏休みシーズンは多くの人が海外に旅行する時期だが、海外では、まだ国内で発生が確認されていないものも含め、さまざまな感染症が発生しているという。東京都では感染症予防に役立ててもらうため、海外旅行における感染症の注意点などをコンパクトにまとめた「海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド」を配布。海外で快適に過ごすためにも、ガイドブックを確認して対策することを勧めている。
海外旅行での感染症対策のポイントは、旅行先の感染症情報を収集し、必要な予防接種の有無を確認すること。また、旅行中は、きれいな水できちんと手洗いし、環境が異なるため食べ物や水、動物・虫などにも十分注意する。帰国後は、注意すべき症状を知り、しばらくの間体調管理に留意。もしもの時は、医療機関に渡航歴などを伝えて受診する。
東京都の「海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド」は、これらの旅行前の情報収集方法、旅行中の注意点、帰国後の健康状態をチェックできる独自の体調管理シートなど、すぐに活用できる情報を盛り込んだ1冊。最新情報として掲載された麻しん(はしか)については、これから渡航する人、帰国した人に向けた注意事項を確認できる。
ガイドブックはA5判全13ページ。東京都Webサイトからダウンロードできるほか、都内パスポートセンター4か所(有楽町、新宿、池袋、立川)や都内の旅行代理店などでも配布している。
《黄金崎綾乃》
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