富士通、家族をつなぐノートパソコン3シリーズ7/18発売

 富士通クライアントコンピューティングは2019年7月10日、家族向けのノートパソコンを7月18日より発売することを発表した。

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富士通クライアントコンピューティング代表取締役社長の斎藤邦彰氏
富士通クライアントコンピューティング代表取締役社長の斎藤邦彰氏 全 6 枚 拡大写真
 富士通クライアントコンピューティングは、個人向けノートパソコンFMV「LIFEBOOKシリーズ」に、大画面17.3型ノートパソコン「NHシリーズ」、13.3型モバイルパソコン「MHシリーズ」、世界最軽量ペン内蔵型2 in 1コンバーチブルノートパソコン「UH95/D2」を発表した。2019年7月18日に提供開始する。

家庭向けモバイルパソコン
LIFEBOOK「NH/MHシリーズ」



 富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長の齋藤邦彰氏は2019年7月10日に都内で開催された2019 Summer FMV New Consumer Products Conferenceの冒頭で「富士通はこれまでも日本人の生活に寄り添い、多様なニーズに応えるべく新たな製品を作ってきた。なくてはならないものとなったパソコンが、より使う人のためになるよう、日本らしい繊細な心遣いで人を思う気持ちを込めている」と述べた。

 齋藤社長は、「スマートフォンが普及することで家庭内での家族の過ごし方は変化した」と話す。みんなでリビングにいるよりもそれぞれの部屋で過ごしたり、リビングにいても別々のことをしていたりすることも多いだろう。

 その中でも「家族での時間を大切にしたい」という思いをかなえるパソコンとして、3シリーズを新たに発表した。

 「LIFEBOOK NH シリーズ」は、17.3型液晶を搭載した大画面を通じて家族での画面シェアや共同作業が行える。パソコン本体の大きさは従来の15型とほとんど変わらず省スペースで、リビングだけでなくキッチンなど、家の中を持ち運んで利用することも可能だ。

 さらにHDMI入力端子がついていることで、ゲームのモニターなど第2のテレビとして個人で気軽に利用するのにも適しているという。

 「LIFEBOOK MH シリーズ」は、13.3型の持ち運びやすいサイズで、通常のパソコンモードに加え、画面を折り返すことで机に立てるテントモード、タブレットモードの3つの形に展開できる。

 使いたいときにサッと開く「Modern Standby」機能を搭載したことで、スマホのように高速で起動でき、メモをとったり写真を撮影したり調べ物をしたりと、必要なときにすぐに利用することが可能だ。またシャットダウンをしないことも特徴で、利用していないときにはスタンバイ状態になっており、メッセージの受信や音楽の再生が行える。

ビジネス向け「LIFEBOOK UH95/D2」



 ビジネスシーンでの活用を想定した「LIFEBOOK UH シリーズ」は、13.3型でありながら、ペン内蔵型の13.3型ワイド液晶搭載2 in 1コンバーチブルノートパソコンとして世界最軽量(同社調べ)の868gを実現したモデルである。2018年冬モデルからさらなる改良を加え、スムーズにタブレットモードに移行するためのショートカットボタンやカメラを設置した。

 また、付属のペンは本体に収納すると充電され、15秒の充電で約90分間の利用が可能だ。ビジネスシーンで必要とされる多くの機能がこの1台にまとまっているため、仕事の幅が広がるだろう。

 人の役に立つパソコンとは何かという疑問を抱き続ける齋藤社長は「お客に満足いただける商品を提供できるよう進化していくので、期待してほしい」と語り、説明会を終えた。

LIFEBOOK NHシリーズ


品名:NH90/D2
発売日:2019年7月18日(木)
参考価格:234,800円

品名:NH56/D2
発売日:2019年7月18日(木)
参考価格:179,800円

LIFEBOOK MHシリーズ


品名:MH75/D2
発売日:2019年7月18日(木)
参考価格:174,800円

品名:MH35/D2
発売日:2019年7月18日(木)
参考価格:129,800円

LIFEBOOK UHシリーズ


品名:UH95/D2
発売日:2019年7月18日(木)
参考価格:229,800円

《村本茉生》

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