atama+ EdTech研究所、世界の最新動向やデータを提供

 atama plusは2019年7月31日、世界のEdTechの最新動向やデータを提供する「atama+ EdTech研究所」を設立したと発表した。特に初等・高等教育領域におけるテクノロジーの活用について焦点をあて、海外レポートの分析や現地取材などを通じて情報を発信する。

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atama plusは「atama+ EdTech研究所」を設立した
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 atama plusは2019年7月31日、世界のEdTechの最新動向やデータを提供する「atama+ EdTech研究所」を設立したと発表した。特に初等・高等教育領域におけるテクノロジーの活用について焦点をあて、海外レポートの分析や現地取材などを通じて情報を発信する。

 atama plusは、AI(人工知能)を活用したタブレット型教材「atama+」を提供している。「atama+」は、AIが学習者の理解度や学習履歴、ミスの傾向、その日の集中度などに合わせて、世界に1つだけのカリキュラムを自動作成する中高生向けの教材。先生のタブレットでは全生徒の状態を確認でき、効果的なコーチングを提案してくれる。また、生徒ひとりひとりのスマートフォンに最適化した宿題を配信し、効率よく学力が伸びるようサポートしている。

 「atama+」の提供を進める中で、テクノロジーを活用した教育の未来などについての問合せが増えていることから、「atama+ EdTech研究所」の設立に至った。EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語。教育領域においてテクノロジーを活用してイノベーションを起こしていくものとして、世界でも大きな注目を集めている分野の1つだ。

 「atama+ EdTech研究所」では、特に初等・高等教育領域におけるテクノロジーの活用について焦点をあて、世界のEdTechの最新動向やデータを、海外レポートの分析や現地取材などを通じてリアルタイムに発信する。

 米国MarketsandMarkets社によると、世界のEdTech市場は2020年には11.2兆円まで拡大すると予測されている。atama+ EdTech研究所の第1回ブログでは、世界のEdTech業界の中で、どのようなプレーヤーがいるかという外観や潮流を知ることができる世界の「EdTech企業カオスマップ2019年版」を掲載。マップでは、日本における幼稚園年長児から大学卒業年次までを対象とした世界の企業35社をCB Insightsの情報をもとにリストアップし、サービス分野ごとにマッピングしている。また、Webサイトでは各サービスの詳細も紹介している。

《外岡紘代》

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