OPERA新規研究領域・共創コンソーシアム、東工大など4件

 科学技術振興機構(JST)は2019年9月13日、研究成果展開事業 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)における2019年度新規研究領域・共創コンソーシアムに、東北大・筑波大・東工大・阪大の計4件が決定したと発表した。

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産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)2019年度新規研究領域・共創コンソーシアム 一覧(共創プラットフォーム育成型)
産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)2019年度新規研究領域・共創コンソーシアム 一覧(共創プラットフォーム育成型) 全 3 枚 拡大写真
 科学技術振興機構(JST)は2019年9月13日、研究成果展開事業 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)における2019年度新規研究領域・共創コンソーシアムに、東北大・筑波大・東工大・阪大の計4件が決定したと発表した。

 OPERAは、民間企業とのマッチングファンドにより、複数企業からなるコンソーシアム型の連携によって非競争領域における大型共同研究と博士課程学生などの人材育成、大学の産学連携システム改革などを一体的に推進することを目的とした研究開発プログラム。企業は、大学などにおける基礎研究の企画から参画し、研究費および博士課程学生などの人件費などの拠出を通じた本格的な産学共同研究を推進する。

 「共創プラットフォーム型」「共創プラットフォーム育成型」「オープンイノベーション機構連携型」の3タイプがあり、2019年度は「共創プラットフォーム育成型」「オープンイノベーション機構連携型」を公募した。

 「共創プラットフォーム育成型」には9件の応募があり、東北大学の「自律分散協調型直流マイクログリッドの全体最適化を実現する電力・通信融合ネットワーク基盤技術の創出」と、筑波大学の「食の未来を拓く革新的先端技術の創出」の2件を採択。FSフェーズ2年度、本格実施フェーズ4年度の計6年度で総額7億4,000万円の支援を受けられる。なお、2年度目に移行評価を実施する。

 「オープンイノベーション機構連携型」は4件の応募の中から、東京工業大学の「目的指向型材料科学による全固体電池技術の創出」と、大阪大学の「安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出」の2件が採択された。5年度で総額5億円の支援を受けられる。

《外岡紘代》

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