企画力×技術力、中高生対象「アプリ甲子園」10/27決勝大会

 9回目を迎える「アプリ甲子園2019」は、2019年10月27日に港区のスパイラルホールにて決勝大会を開催する。開発部門二次予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が公開プレゼンテーションを行い、「企画力×技術力」をもとに最優秀作品を選出。観覧申込はWebサイトから。

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アプリ甲子園2019
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 9回目を迎える「アプリ甲子園2019」は、2019年10月27日に港区のスパイラルホールにて決勝大会を開催する。開発部門二次予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が公開プレゼンテーションを行い、「企画力×技術力」をもとに最優秀作品を選出。観覧申込はWebサイトから。

 アプリ甲子園実行委員会が開催する「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成を目的として、2011年より開催。全国の中高生が開発した、iPhoneやAndroid端末に対応するスマートフォン向けアプリ(タブレット端末向けアプリも含む)を広く公募し、その企画力と実装力の観点から優秀な作品を選出・表彰する。中高生向けのアプリ開発コンテストとしては日本最大級だという。

 2019年度の大会では、従来の「開発部門」に加え、より幅広くクリエイティビティの可能性を世の中に広めるため、「デジタルアートパフォーマンス部門」を設立。10月27日開催の決勝大会では、「開発部門」二次予選を通過したファイナリスト10組による公開プレゼンテーションと、「デジタルアートパフォーマンス部門」の応募作品から優秀作品に選ばれた2組によるエキシビションが行われる。

 「開発部門」のファイナリストによる作品は、愛知県立一宮興道高校3年によるLINEの音を個別に、好きな音に設定できる「ピックアップ通知音」、多摩大学目黒高校2年による共働き家庭の子どもに向けた「fami(ファミ)」、筑波大学附属駒場高校3年による競技版四目並べアプリ「Nodes(ノーズ)」など。コンテストは小学生も応募可能なため、埼玉県川口市立里小学校6年による子どもの健康状態を管理できるアプリ「Famik(ファミック)」も決勝大会に進出する。

 決勝大会の前半は「企画力審査」、ファイナリストの公開プレゼンテーションと質疑応答から、さまざまな分野で活躍する審査員がアプリの企画力を審査する。後半は「技術力審査」として、端末上で実際に操作したり、ソースコードを確認しながら実装力を採点。総合得点により、優勝・総務大臣賞や準優勝、特別企業賞など各賞を選出する。

 Life is Tech!のWebサイトでは、ファイナリスト10組のインタビューを掲載。大会に応募しようとしたきっかけ、作品はどんなアプリなのか、作っていて苦労した点、今回発表したアプリをどんな人に使ってほしいか、決勝大会への意気込みなどを知ることができる。

 「デジタルアートパフォーマンス部門」には、暁星中学校3年による「VJ」、吉祥女子高校2年による「アートグラフ」が進出。2組がエキシビションとして作品発表(プレゼンテーション)を行うほか、16歳のトラックメイカーのSASUKE氏も登壇。パフォーマンスを披露するという。

 決勝大会は誰でも観覧することが可能。希望者は、アプリ甲子園Webサイトの観覧フォームより申し込む。また、当日の模様はYouTubeでライブ配信される。

◆アプリ甲子園2019 決勝大会
日時:2019年10月27日(日)12:30開場、13:00開演~18:00終了予定 
会場:スパイラルホール(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F)
一般観覧申込:公式Webサイトから申し込む
※当日はYouTubeでのライブ配信も予定

《黄金崎綾乃》

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