教育ベンチャー夢見る、エディオンへ全株式譲渡

 ロボットプログラミング教室「ロボ団」を運営する「夢見る」は2019年12月23日、発行済全株式をエディオンへ譲渡する契約を締結したと発表した。エディオンのリソースと夢見るの教室運営の経験を生かして、さらなる事業発展を目指すとしている。

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 ロボットプログラミング教室「ロボ団」を運営する「夢見る」は2019年12月23日、発行済全株式をエディオンへ譲渡する契約を締結したと発表した。エディオンのリソースと夢見るの教室運営の経験を生かして、さらなる事業発展を目指すとしている。

 夢見るは、「教育を通じて未来に希望を持ち、皆が夢見れる世界をつくる」というビジョンのもと、子ども向けのロボットプログラミング教室「ロボ団」を海外や日本全国に約100教室展開し、現在の生徒数は3,000人を超えている。また、数多くのプログラミングイベントや大会を運営。ロボットプログラミング大会WROにおいては、日本全国から1,800チームが出場する中で、小学生・中学生部門6チームが選出される世界大会に3チームが選ばれ、民間で日本初となる小中ダブル選出という好成績を収めている。

 夢見るは、発行済全株式をエディオンに譲渡する契約を締結。「教育地域格差をなくし、ひとりでも多く子どもたちに教育を届ける」「全国エディオン店舗を消費だけでなく、投資につながるコミュニティにする」を基本方針に掲げ、エディオン店舗開発ノウハウを生かしたロボ団教室展開や、ロボ団月謝でエディオンポイントが貯まる・使える仕組みづくり、エディオン店舗を通じた遠隔授業提供などに取り組んでいく。

 夢見るは今後も「好きを学びに、社会とつながる」を大切に、より多くの子どもたちにプログラミングを通じて学ぶことの楽しさや社会への興味関心を持つ機会を提供し、子どもたちに未来の選択肢を増やすことに貢献する。夢見る代表取締役の重見彰則氏は引き続き代表取締役として、ロボ団の発展に尽力していくという。

《外岡紘代》

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