【大学受験2020】6割の国公立大がネット出願を実施
旺文社教育情報センターは、2020年国公立大一般入試「インターネット出願」実施状況調査の結果を公開した。2020年度の国公立大学の一般入試におけるインターネット出願は、全体の58%と半数を超えたことがわかった。
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全国公立大学(新設予定の公立専門職大学1校を除く)の選抜要項および募集要項、Webサイトなどで調べたところ、2020年一般入試でインターネット出願を実施する国公立大学は101大学と、全体の約58%に達し過半数を占めた。
新たに北海道大学、東北大学、筑波大学、東京工業大学など、27大学が実施するため、実施校は2019年と比べて約36%増えた。一方、国立大学の約76%が実施するのに対し、単科大や小規模校が多い公立大学では約43%の実施にとどまる。また、私立大学では約75%がインターネット出願を実施する。
インターネット出願を実施する国公立101大学のうち、99大学が全面実施、つまり紙の願書を廃止。また、91大学が募集要項について、紙の冊子を作成せずWebサイトのみ掲載する。国公立大学全体の過半数(53%)で紙の募集要項がないため、印刷かダウンロードが欠かせなくなる。出願時も画面に表示された登録票を印刷し、調査書などとともに必ず郵送しなければならないので、注意が必要だ。
旺文社教育情報センターのWebサイトでは、「これだけある!2020年一般入試でネット出願を行う国公立大学」として、ネット出願を実施する大学ごとに一覧にまとめている。
一覧では対象となる入試日程のほか、実施形態欄ではネット出願で「2019年入試以前から全面実施(紙の願書なし)」「新たに全面実施に移行(紙の願書を廃止)」「一部が全面実施」「紙の願書と併用」のいずれかを印で明記。募集要項欄では、「HP」は紙の冊子を廃止しWebサイトのみ掲載、「紙」は紙の冊子も作成・配付と示している。
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