小学校の授業にICTスパイスを、実践例も紹介…iTeachersTV

 iTeachers TVは2020年1月29日、郡山ザベリオ学園小学校の大和田伸也先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICTスパイスを活用しよう!」を公開した。ICT機器の小学校での活用方法、iPadを用いた授業実践例などを紹介する。

教育ICT 先生
郡山ザベリオ学園小学校 大和田伸也先生による「ICTスパイスを活用しよう!」
郡山ザベリオ学園小学校 大和田伸也先生による「ICTスパイスを活用しよう!」 全 3 枚 拡大写真
 iTeachers TVは2020年1月29日、郡山ザベリオ学園小学校の大和田伸也先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICTスパイスを活用しよう!」を公開した。ICT機器の小学校での活用方法、iPadを用いた授業実践例などを紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、郡山ザベリオ学園小学校の大和田伸也先生。「ICTスパイスを活用しよう!」と題して、1月22日に前編(Vol.215)、1月29日に後編(Vol.216)を公開した。大和田伸也先生は、卒業記念としてもらった6台のiPadから、ICT教育の可能性を模索。未来を見据えた授業づくりを研究中で、Apple Distinguished Educatorとしても精力的に活動している。

 前編では、ICT機器の小学校での活用そのものに焦点をあて、ICT活用の是非について考える。ICT機器を授業の中で活用することについて、子どもたちの実際の声を織り交ぜながら説明。また、教員自身の授業振り返りツールとして、Googleフォームの活用を紹介する。小学生でも授業の中で使えることは実践済みで、明日からでも活用できるという。

 後編では、大和田伸也先生が担当する国語や理科の授業におけるiPadを用いた実践例を紹介。ICT機器を授業の中でスパイスとして活用することで、子どもたちの創造する力や喜びは大きく変化する。従来の学びに楽しさというエッセンスを追加する「ICTスパイス」の有効性を考え、子どもたちの未来を見据えた教育の必要性を考えていく。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では聖徳学園中学・高等学校の品田健先生による「ICTは受験のジャマ?」、後編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV ~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに216回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.215】郡山ザベリオ学園小学校 大和田伸也先生
「ICTスパイスを活用しよう!」前編

◆iTeachers TV【Vol.216】郡山ザベリオ学園小学校 大和田伸也先生
「ICTスパイスを活用しよう!」後編

《黄金崎綾乃》

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