【大学受験2020】主要私大の志願状況(1/31現在)前年度比94%と減少傾向

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2020年1月31日、2020年度入試の「主要私立大志願状況(1月31日現在)全体概況」を公表した。主要私立大で志願者数が判明した96大学を集計したもので、全体の志願者数は前年度比94%、大学グループ別では早慶上理が93%だった。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2020年1月31日、2020年度入試の「主要私立大志願状況(1月31日現在)全体概況」を公表した。主要私立大で志願者数が判明した96大学を集計したもので、全体の志願者数は前年度比94%、大学グループ別では早慶上理が93%だった。

 「2020年度主要私立大志願状況」における主要私立大とは、おもに例年志願者1万人超の大学と各地区拠点大学を示す。現在掲載されてるのは、1月31日現在で志願者数が判明している96大学の状況をまとめたもの。出願期間中の方式、志願者数未公表の方式は集計対象外となっている。

 2020年度の一般入試の志願者数は、全体で前年度比94%と減少。方式別でみると、一般方式は97%、センター利用方式は87%だった。現時点では、センター利用方式の減少が目立つ。

 大学グループ別の志願者数は、「早慶上理」が93%、「MARCH」が90%、「関関同立」が96%、「産近甲龍」97%など。「早慶上理」は一般方式94%、センター利用方式86%と、全体と同じくセンター利用方式の減少がみられた。そのほかの大学グループの状況では、「北星学園・北海学園」が116%、「西南学院・福岡」が107%と大きく増加している。

 学部系統別の状況では、「人文科学系」93%、「社会科学系」90%、「理・工・農学系」101%、「医療系」92%、「その他の系統」95%。詳しくみていくと、工・理工が102%と前年度よりやや増のほかは、文・人文93%、法88%、経済・経営・商91%、医95%、歯81%と多くが減少傾向となった。

 Kei-Netは2020年度入試情報にて、出願速報を行っている私立大学へのリンクをまとめた「出願状況リンク集」、国公立大の出願状況一覧、センター・リサーチにみる2020年度入試の動向、入試難易予想ランキング表などを掲載している。

《黄金崎綾乃》

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