【春休み2020】深海生物にフィーチャーした「深海生物まつり」4/5まで

 横浜・八景島シーパラダイスでは2020年4月5日までの期間、「見る」「さわる」「食べる」「学ぶ」ことができる、深海生物にフィーチャーしたイベント「深海生物まつり」を開催する。

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深海生物まつり
深海生物まつり 全 5 枚 拡大写真
 横浜・八景島シーパラダイスでは2020年4月5日までの期間、「見る」「さわる」「食べる」「学ぶ」ことができる、深海生物にフィーチャーしたイベント「深海生物まつり」を開催。関東の水族館では最大級となる50種500点以上の深海生物が展示される。

 深海生物とは、水深200m以深に生息する生物のこと。漁業関係者は冬の期間、深海底引き網漁や深海刺し網漁などの漁法で甲殻類(カニ、エビ)などの魚貝類を漁獲するが、副産物として深海の珍しい生きものたちが一緒に入網するため、それらの深海生物は漁師の厚意で水族館へとやってくるという。

 深海生物は水圧や紫外線の影響で、もとの生息海域に戻すことが難しい。そのため水族館では、それらの深海生物を養生し展示水槽で披露するほか、長期飼育が困難な種類は標本にして生態研究に役立てている。

 今回の「深海生物まつり」も、そうした経緯でやってきた個体。漁師の協力のもと、小さなヤマトトックリウミグモから大きなアブラボウズまで幅広く、関東の水族館では最大級となる50種500点以上の深海生物を展示する。毎週新たな深海生物が捕獲されるため、“生きた化石”ともいわれる非常に希少な深海ザメであるミツクリザメや、ラブカ、メンダコなどの生きた姿を見られる可能性もある。

 なお、イベント期間中の4日間限定で、深海底引き網や刺し網で漁獲された大量の深海生物に触ることができるイベントも開催。このほか、オオグソクムシや、全身から強力な粘液を出すヌタウナギなど、普段さわることができない深海生物を触ることができるコーナーが期間限定で登場する。1日5杯限定で、タカアシガニが食べられる特別イベントや、数日限定で深海生物の専門家による講演会も予定されている。

◆横浜・八景島シーパラダイス「深海生物まつり」概要
開催期日:2020年2月1日(土)~4月5日(日)
入場料(アクアリゾーツパス):大人・高校生 3,000円/シニア(65歳以上) 2,500円/小・中学生 1,800円/幼児(4歳以上) 900円
※身体障がい者手帳・精神障がい者割引あり
※アクアシアターへの入場はアクアミュージアム入館後、別途500円かかる

【激グロ深海生物さわり放題イベント】
開催日時:2020年2月9日(日)、23日(日)、3月20日(金・祝)、29日(日) いずれも11:00~15:00
場所:アクアミュージアム5階 LABO11「海の源・豊かな森にくらす魚たち」入口

【深海生物タッチプール】
時間:11:00~17:00
場所:うみファーム

【深海生物食イベント】
料金:タカアシガニバーベキューグリル 1杯4,990円
場所:うみファーム、Seafood & Grill YAKIYA

《鶴田雅美》

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