留学経験有の社会人、約半数が就活に生かせたと実感
留学経験のある社会人の約半数が、就職活動に留学の経験を生かせたと感じていることが留学情報サイト「留学マスター」のアンケート調査よりわかった。調査は2020年1月16日にインターネットで行われた。
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留学情報サイト「留学マスター」を運営するジャストイットは、25歳から34歳の留学経験のある社会人男女400人を対象に、「学生時代の留学経験」に関するインターネット調査を実施した。
留学先に関しては、1位がアメリカで27.8%、ついでオーストラリア20.0%、カナダ13.5%と、英語圏が人気だということがわかる。また、留学先の国を選んだ理由としては、「学校から指定されている」26.3%がもっとも多く、「その国の言語を学ぶため」15.5%が続いた。
学生時代に経験した留学の種類は、3か月未満の短期語学留学である人が全体の約40%でもっとも多い。期間は1か月未満が34.0%と一番多く、夏休みなどの長期休みを利用して、海外留学やホームステイを経験したのではないかと予測される。
留学費用については、半数以上の人が合計100万円未満という結果となった。学生の海外留学には、学校や国、自治体などによる奨学金制度もあるので、確認して活用すると良いとしている。
留学で得たものについては、「語学力の向上を実感した」と回答した人が全体の66.5%ともっとも多く、「コミュニケーション能力が高まった」と実感している人も60.8%と多い。また、全体の約半数が、留学経験は就職に有利にはたらくと実感していると回答している。
留学コンサルタントの末永真一氏によると、留学を将来に役立てるには、計画段階から「留学をキャリアの中でどう位置付けるか」を考えておくことが重要とのこと。留学後に日本で就職するつもりであれば、語学学校で言語を習得するだけではなく、インターンなどを経験できる学校を選んで海外で働いた経験を話せば、就職面接のアピールポイントになるという。
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