<国語>講評(スクール21 提供)
全体の難易度は例年並みでしたが、配点が一部変更となり、読解と記述の重視がより強まりました。
大問1 文学的文章
昨年と比べ、文章は若干長くなりましたが、内容は読みとりやすかったでしょう。設問は記述問題で記述量が増え、なおかつ取り組みにくく、難易度は高くなりました。
大問2 知識分野
基本的な問題が多かったです。但し、日頃なじみのない国語の常識(手紙の書き方)が問われました。戸惑った受検生が多かったかもしれません。
大問3 説明的文章
文章自体は抽象的で難しかったかもしれません。記述問題では、文章中に指定語句があったので、文章の中に見つけることができれば、答えるのは決して難しくなかったでしょう。
大問4 古文
文章自体は例年よりも短かったのですが、構成がやや難しく、とらえづらいものでした。そのため設問によっては、苦戦した受検生が多かったと思います。
大問5 条件作文
配点が今年は16点から12点へと変わりました。この4点を大問1で1点、大問2で2点、大問3で1点と分け合いました。
課題の難易度は例年並みでしたが、指定文字数が、これまでの13行以上15行以内から、11行以上13行以内へと変更になりました。(1行は15文字)
段落構成も2段落と指定され、各段落も書くべき内容が決められましたので、書きやすく感じた受検生は多かったと思います。
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このレポートは令和2年2月28日(金)に速報としてスクール21により作成されたもの。
協力:スクール21