<社会>講評(スクール21 提供)
全体としては昨年と比べて平易な問題が多く、解きやすかったと思われます。
大問1 世界地理
基本的に例年通りの出題および難易度で、特に大きな変更はありませんでした。
但し問5の表の読み取りは、細かな計算を要し、時間がかかったと思われます。
大問2 日本地理
出題形式および内容は例年通りで、平易な問題が多かったです。
大問3 日本史古代~近世
出題形式は例年通りでしたが、問3における世界のできごとの正誤の組み合わせ問題や、問5の石高にふれて大名を説明する問題など、細かな知識が問われる問題もありました。
大問4 日本史近現代
出題形式および内容は例年通りでしたが、問5の日中共同声明を答える問題が受検生にはなじみが薄く、解きにくかったかもしれません。
大問5 公民
全体的に解きにくかったと思われます。その理由として、政治、経済、国際分野など範囲が広かったことが挙げられます。それらの内容は学校の授業では、かなり後半の時期に勉強するので、勉強量の少ない受検生も多かったのではないでしょうか。
また、問8のパリ協定のような時事的な問題が出題され、戸惑った受検生も多かったと思います。
大問6 総合
昨年に続き、テーマに沿った問題群でした。
ただ問2が世界史の細かな知識が必要な問題だったように、知識のしっかりした定着が求められました。
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このレポートは令和2年2月28日(金)に速報としてスクール21により作成されたもの。
協力:スクール21