【高校受験2020】滋賀県公立高入試<理科>講評…思考力が問われる

 2020年3月10日(火)、2020年度(令和2年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜<理科>講評
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 2020年3月10日(火)、2020年度(令和2年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2020年3月6日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,379人に対し6,928人が志願し、志願倍率は1.09倍だった。学校別の志願倍率は、膳所1.50倍、守山(普通)1.24倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<理科>講評(京進 提供)



大問1 季節と太陽の動き(地学) 〔やや難〕
大問2 生物総合(生物) 〔標準〕
大問3 中和反応(化学) 〔標準〕
大問4 電流と発熱(物理) 〔標準〕

 大問構成は例年と変わらず各分野から1題ずつ。小問数も例年通り。記述解答を求める問題の配点が45点と高く、これは、滋賀県の大きな特徴である。記述問題では指定語句があたえられることが多く、与えられた用語を使いこなすためには、十分な知識、理解が必要である。特に、日の出の時刻についての記述をする問題は、地球の動きの総合的な理解が求められ、難度が高かったといえる。各大問とも、実験とその結果から考察できることを答える設問が多く、思考力も問われている。作図や計算問題もあり、出題形式も多様で、理科の総合的な力が求められている。

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 このレポートは2020年3月10日(火)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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