読み書き困難な子への理解を深める小冊子、NPO団体などに無償配布

 リヴォルヴ学校教育研究所が、「あいうえお・ABC なぜ、どこが むずかしい? どうしたら 読み書きできる?-読み書き困難(LD/発達性ディスレクシア)の疑似体験と具体的な手立て-」小冊子と、準拠のコンテンツCD-ROMを作成し、無償配布の予約受付を開始した。

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読み書き困難の疑似体験と具体的な手立て
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 リヴォルヴ学校教育研究所が、「あいうえお・ABC なぜ、どこが むずかしい? どうしたら 読み書きできる?-読み書き困難(LD/発達性ディスレクシア)の疑似体験と具体的な手立て-」小冊子と、準拠のコンテンツCD-ROMを作成し、無償配布の予約受付を開始した。

 リヴォルヴ学校教育研究所は、民間レベルからの教育改革を目的とし、不登校支援や、子どものつまずきを理解するための教育研修会を開催するなどしている認定NPO法人。読み書きに困難を抱える子への理解を深め、支援の質を高めるために、小冊子とCD-ROMを作成した。

 リヴォルヴ学校教育研究所は、不登校児童生徒の支援に長年取り組んでおり、その中には読み書きに困難を抱える子もいた。無償配布予約受付中の小冊子とCD-ROMは、2011年に発表した「読み書き困難の疑似体験」をもとに、「子供の未来応援基金」の助成を受け、新しい研究成果をふまえて改編したもの。長年の実践と研究の成果がまとめられている。

 小冊子は、全国の社会福祉協議会には郵送で配布し、そのほかNPO団体や無償塾などの関連団体から申込みを受け付ける。申込みは、Webサイトの専用フォームより行うことができ、締切りは2020年3月19日。十分な数を用意しているが、在庫がなくなり次第無償配布は終了する。なお、3月下旬以降はWebサイトでコンテンツの閲覧が可能となる。

《海野由宇》

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