新型コロナに便乗した厚労省を装う詐欺に注意…助成金、マスク無料なども
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に便乗した個人情報の詐取や、怪しい投資の勧誘などに注意を促す情報を発表した。
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相談の中には、厚生労働省を装い「費用を肩代わりするので検査を受けるように」「個人情報を聞き出そうとされた」といった相談が増えているという。また、「50万円の助成金を受けられる」という電話があった、という報告もあったとしている。厚生労働省では、家庭にそのようなご連絡をすることはないと注意を呼び掛けている。
また、国民生活センターも2020年2月28日に、新型コロナウイルスに便乗した悪質商法に注意するよう相談事例と消費者へのアドバイスを公表。「マスクを無料送付する」と書かれ、URLが記載されたSMS届いたという50歳代女性の事例や、「新型コロナウイルス流行拡大の影響で金の相場が上がるので、金を買う権利を申し込め」という訪問による勧誘があった80歳代の男性の事例を明らかにしている。
また、心当たりのない送信元からの怪しいメールやSMSが届いた場合は反応しないようにする、新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにする、不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センターなどに相談するようアドバイス。同時に、今後も新たな手口の勧誘が行われる可能性もあり、少しでもおかしいと感じたら最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどを案内する全国共通の消費者ホットライン「188(いやや!)」番へ早めに相談をしてほしいとしている。
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