医師国家試験2020、合格率100%は3大学
厚生労働省が2020年3月16日に発表した第114回医師国家試験の合格状況によると、自治医科大学と大阪医科大学、産業医科大学は合格率が100.0%だった。医師国家試験の合格率は92.1%と、2011年からの10年間でもっとも高かった。
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第114回医師国家試験は、2020年2月8日と9日に施行された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、会場での合格者の掲示を中止した。午後2時から厚生労働省のWebサイトで合格者の受験地と受験番号を掲示し、受験者へ合否を書面で通知する。
医師国家試験の合格率は92.1%と、2011年からの10年間でもっとも高かった。新卒者の合格率は94.9%。平均合格率は、国立が92.8%、公立が95.4%、私立が93.3%、認定や予備試験のその他は43.3%だった。
学校別合格者状況によると、自治医科大学と大阪医科大学、産業医科大学は、新卒・既卒ともに合格率が100.0%。ついで、順天堂大学医学部の99.2%、東京医科歯科大学医学部の98.2%、和歌山県立医科大学の98.1%となった。
新卒者の合格率が100.0%だったのは、東京医科歯科大学医学部と和歌山県立医科大学、福井大学医学部、北海道大学医学部。また、順天堂大学医学部と兵庫医科大学、山梨大学医学部、横浜市立大学医学部、聖マリアンナ医科大学は既卒者の合格率が100.0%だった。
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