学校外教育、57%の親が「映像授業でも良い」
もし学習塾の授業がそのまま映像授業で視聴できるとしたら、対面の授業ではなく映像授業形式でも良いと思う親が57%にのぼることが、エンライクの調査結果より明らかになった。
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オンライン学習塾「てすラボ」を運営するエンライクは、子どもがいる30~50代の男女441名を対象に「学校外教育サービス」に関するアンケート調査を実施した。対象地域は全国、調査期間は2020年3月10日~3月12日。
現在、学習塾や家庭教師などの学校外教育サービスを受講しているか聞いたところ、「学習塾に通っている」が42.9%でもっとも多く、「通信サービスを受講している」16.7%、「家庭教師を付けている」3.1%、「その他の教育サービスを受講している」1.3%が続き、64.0%が何らかの学校外教育サービスを受講している。一方、36.0%は「受講していない」と回答した。
英語・数学・国語・理科・社会の5教科指導の場合どのぐらいの料金が妥当だと思うか聞いたところ、「20,000円以上25,000円未満」が17.0%でもっとも多く、「10,000円以上15,000円未満」「15,000円以上20,000円未満」が14.7%で同率、「25,000円以上30,000円未満」14.3%、「30,000円以上35,000円未満」8.8%などが続いた。
もし学習塾の授業がそのまま映像授業で視聴できるとしたら、対面の授業ではなく映像授業形式でも良いと思うか聞いたところ、「わからない」と回答した人を除いたうちの57.0%が「思う」と回答。半数以上が映像授業も良いと考えていることがわかった。
映像授業のメリットだと思う項目を2つ選択してもらったところ、「何度でもわかるまで視聴できる」が55.8%でもっとも多く、「生活スタイルに合わせて勉強できる」38.1%、「気を遣わなくて良い」26.3%、「わからない問題だけを効率良く学習できる」19.3%、「集中力が持つ時間だけ視聴できる」9.3%などが続いた。
何度でも学びたい部分だけを繰り返し反復学習できる映像授業や、自宅に居ながらにしてリアルタイムで質問もできる双方向のオンライン授業は、子どもの隙間時間や生活スタイルに合わせた効率の良い学習スタイルとして認識されつつあるようだ。
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