駿台、予備学校校内生に「atama+Web版」提供

 駿河台学園(以下「駿台」)とatama plusは2020年4月30日、前期・1学期(7月中旬まで)の間、自宅学習を余儀なくされるすべての駿台予備学校校内生に対して、AI教材などを活用した教育機会の確保に取り組むことに両社が合意したことを発表した。

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 駿河台学園(以下「駿台」)とatama plusは2020年4月30日、前期・1学期(7月中旬まで)の間、自宅学習を余儀なくされるすべての駿台予備学校校内生に対して、AI教材などを活用した教育機会の確保に取り組むことに両社が合意したことを発表した。

 駿台は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、今後状況改善が見られない限り、前期・1学期の間、駿台予備学校の全校舎で対面授業を原則として休講することを決定した。

 そこで、駿台とatama plusは、自宅学習を余儀なくされているすべての駿台予備学校校内生に対して、ひとりひとりの理解度にあわせた学びを提供するAI教材「atama+Web版」を全学年に提供する。生徒は自宅のPC・タブレット・スマートフォンなどから英語、数学、物理、化学を選択し学習できる。運用開始は5月7日を予定。

 あわせて、科学的根拠に基づくコーチングメソッドを習得した専門家である駿台の「学習コーチ」が、atama+での生徒の学習状況をリアルタイムに把握し、チャットを利用した双方向のコミュニケーションをとりながら、学習と生活の両面で支援する。

 さらに、前期・1学期の駿台予備学校全学年全授業について、映像授業をWeb配信。すでに4月22日より運用を開始している。授業でわからないところは、オンライン質問システム「manabo」で午前0時まで質問を受け付ける。大学生のPT(プライベート・ティーチャー)がスマホやタブレットを通じて、音声やチャット機能を使いながら丁寧に質問に答える。

《桑田あや》

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