「こども六法」著者による法教育講座YouTubeで公開

 Art&Artsは、小学校高学年から中学生とその親を対象に「こども六法(弘文堂)」著者による「法律って何だろう?」講座の配信を2020年4月21日からYouTubeで開始したことを発表した。

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「法律って何だろう?」講座
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 Art&Artsは、小学校高学年から中学生とその親を対象に「こども六法(弘文堂)」著者による「法律って何だろう?」講座の配信を2020年4月21日からYouTubeで開始したことを発表した。

 講座は、2019年8月20日に弘文堂より刊行された「こども六法」著者である山崎聡一郎氏によって提供される法教育講座。「そもそも法律って何のためにあるんだろう?」という根本的な問いから、身近な問題や知っておいた方がいい法律の基礎知識などを扱う。

 専門的な法学教育を受ける予定のないすべての人が、「法律の基本」を楽しく学ぶことができる動画を配信することを目的として開講した。

 動画内では「こども六法」の本文をほとんど参照しないため、こども六法を持っている・持っていないにかかわらず、誰でも閲覧できる。また、講座の内容は法教育の基礎講座のため、外出自粛期間だけではなく、学校が再開された後も楽しめるコンテンツになっている。

 山崎聡一郎氏の著書である「こども六法」が「法教育を通じたいじめ問題解決」という著者の研究テーマの中で生まれた書籍であることを踏まえ、今後はいじめに関連するコンテンツも順次アップロードすることを予定している。

 講座は「教育研究者」と「ミュージカル俳優」という2つの顔を持つ著者のYouTubeチャンネルで展開されるため、法教育の講座と音楽の演奏動画が共存する形となるのが特徴だ。

 講座の閲覧を通して「日本で生活するすべての人が最低限理解しておきたいこと」を理解してもらうこと、そして法律に興味を持ってもらい、「もうちょっと詳しく調べてみようかな」と自発的に法律を学ぶようになることを最終的な目標としているという。

 今後は毎週火曜日を基本として講義動画の公開を行う。

《鈴木あさり》

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