【高校野球2020夏】コロナ影響、戦後初の中止決定
第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)について、日本高等学校野球連盟と朝日新聞社は2020年5月20日、開催の中止を正式に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、第92回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)に続き、開催を断念した。
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5月20日のWebによる運営委員会において開催可否を協議し、中止を決定。その後の理事会で承認。同日午後6時から会見を行い、正式発表した。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が5月14日に39県で解除されたものの、多くの学校でいまだ休校が続き、部活動が再開できていない状況にあるほか、選手や大会関係者、観客の感染リスクなどから、開催見送りを決断した。
全国大会のほか、49の地方大会についても中止とする。大会本部によると、地方大会は240の球場を会場に約3,800校が出場を予定していた。
夏の甲子園大会は、1915年(大正4年)に誕生。1918年(大正7年)と1941年(昭和16年)に中止されているが、戦後の大会中止は初めて。春夏連続で大会が中止となるのも史上初となる。
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