7割以上が休校後に実施または実施予定…高校オンライン学習

 教育出版の旺文社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各高等学校の現状と教員の取組みや課題などについて緊急アンケートを実施した。オンライン学習の取組みについては、7割以上が「休校後に実施」「今後実施予定」と回答している。

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休校に伴い、学習のオンライン化に取り組んでいるか
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 教育出版の旺文社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各高等学校の現状と教員の取組みや課題などについて緊急アンケートを実施した。オンライン学習の取組みについては、7割以上が「休校後に実施」「今後実施予定」と回答している。

 緊急アンケートは、2020年5月12日から13日にかけて、インターネット調査で行われた。対象は全国の高等学校教員のうち、「旺文社 高大コネクトサービス」会員の教員で、回答数は1,330件。

 「休校に伴い、学習のオンライン化に取り組んでいるか」との問いには、「休校前から実施」が12.2%だったものの、72.5%が「休校後に実施」または「今後実施予定」と回答している。

 「休校前から実施」「休校後に実施」と回答した教員へ、「オンラインの取組みを実施しているシーン」について聞いたところ、従来は対面で行われている課題提示や授業、面談との回答が多数。コロナ禍の影響が色濃く出る結果となった。

 また、オンライン授業や課題作成を行う際の準備時間については、4人に1人の教員が「4時間以上」と回答。オンラインツールの導入により、教員への負担が増えていることがわかる。

 オンライン学習や授業の良い点として、「複数クラスに同一の授業が提供できること」や「不登校生徒への対応ができること」などがあげられた一方、ネット環境や教員のICT対応スキルに課題があるとの意見が多数あった。

 大学入試制度の改革に加え、コロナ禍による混乱のため、今後の進路指導に不安を感じている教員も多い。入試情報に関しては、大学のWebサイトや大学資料といった大学のオフィシャル情報のほか、受験情報サイトも活用していくと71.5%の教員が回答している。また、休校の長期化により十分な指導時間が確保できないため、91.7%の教員が夏休みを授業時間にあてることを「想定している」と回答している。

《森井ゆか》

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