25歳以下50GBまで無償の支援措置、大手3社が延長

 新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、25歳以下のユーザーに最大50GBの追加データを無償提供している支援措置について、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIは対象期間を延長する。NTTドコモとソフトバンクは2020年7月末まで、KDDIは6月末まで。

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 新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴い、25歳以下のユーザーに最大50GBの追加データを無償提供している支援措置について、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIは対象期間を延長する。NTTドコモとソフトバンクは2020年7月末まで、KDDIは6月末まで。

 各社の支援措置は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う、遠隔授業やオンライン授業でのスマートフォン活用など、学生の学習環境の支援を目的に実施しているもの。大学などの夏季休業期間などを踏まえ、支援期間を延長する。

 NTTドコモは、対象料金プランを利用する2020年4月1日時点の年齢が25歳以下の契約者または利用者が対象。「スピードモード」と「1GB追加オプション」の利用料金について、7月31日まで50GBを上限に無償化する。

 ソフトバンクは、2020年4月1日時点で25歳以下のソフトバンクおよびワイモバイルのスマートフォンやタブレット端末、Wi-Fiルーターなどを利用している個人ユーザーが対象。7月31日まで、追加データの購入料金を最大50GBまで無償化するほか、ソフトバンクのスマートフォンやタブレット端末などのテザリングオプションの利用料金も無償化する。

 なお、データシェアを利用中の場合、契約者または使用者の年齢が25歳以下の回線が複数ある場合でも、無償化される追加データの上限は50GB。毎月のデータ使用量に応じて定額料が変動するソフトバンクのプランの場合は、データ量上限に到達した後に購入する追加データ分が無償の対象となる。

 KDDIは、2020年3月31日時点の年齢が25歳以下で、対象の料金プランやデータ定額サービスに加入中のユーザーが対象。契約の料金プランの月間データ量を超えてもデータ通信を利用できるよう、6月30日まで50GB分のデータチャージ利用料金とテザリングオプション料を無償化する。また、データ通信が使い放題となる4つの料金プランのいずれかに6月30日までに申し込んだ場合、月額料金から2,000円を2か月間割り引く「U25データ通信料割引」を実施する。

《奥山直美》

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