100年後まで残る「創作漢字コンテスト」9/11まで

 産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が主催する「第11回 創作漢字コンテスト」は、100年後まで残るような世相や生活、夢を反映した漢字一字を募集している。応募締切は2020年9月11日。小学生から一般まで広く作品を募る。

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第10回 創作漢字コンテスト 最優秀賞【音】カイ【訓】かいようおせん(海洋汚染)
第10回 創作漢字コンテスト 最優秀賞【音】カイ【訓】かいようおせん(海洋汚染) 全 2 枚 拡大写真
 産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が主催する「第11回 創作漢字コンテスト」は、100年後まで残るような世相や生活、夢を反映した漢字一字を募集している。応募締切は2020年9月11日。小学生から一般まで広く作品を募る。

 創作漢字コンテストは、創作した漢字一字とその訓読み、漢字の意味・解説・例文を募集する。第10回の最優秀賞に選ばれたのは、「海」と「汚」を組み合わせて創作された漢字。訓読みは「かいようおせん」で、近年深刻な環境問題となっている海洋汚染を一文字で表した。応募ははがき1通につき1字で、複数応募可。創作漢字の形・読み・意味・解説・例文などを総合的に審査する。音読みはあってもなくても可。

 コンテストのアンバサダーは歌手・俳優の武田鉄矢が、審査員は作詞家の秋元康や立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所前所長の加地伸行氏などが務める。審査結果は12月下旬頃に産経新聞上で発表予定。

 全応募者の中から最優秀賞1名が選ばれるほか、小・中学生部門の「Z会優秀賞」、高校生部門の「Z会優秀賞」、大学生・社会人部門の「富国生命優秀賞」、全応募者対象の「富国生命・審査委員長特別賞」「佳作」、学校単位での「学校賞」を選出。各受賞者には図書カードや書籍などが贈られる。応募は、はがきまたはメールで受付、9月11日消印有効。メールでの応募は公式Webサイトにて受け付けている。

◆第11回 創作漢字コンテスト
募集内容:現代日本の世相や生活、将来へ夢膨らむ漢字一字を創作し、その訓読みと漢字の意味・解説・例文を付記する
応募方法:はがきに1通1字で応募(複数応募可)、または公式Webサイトからメールで応募
対象:小学生~大学生、社会人
締切:2020年9月11日(金)当日消印有効
結果発表:2020年12月頃、産経新聞上で発表予定
主催:産経新聞社、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所

《畑山望》

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