京都府、大学の対面授業再開に向け…全学生にガイダンス実施求める

 京都府は2020年8月5日、「大学等における感染症拡大予防のためのガイドライン(改定版)」を公表した。後期からの対面授業の実施に当たっては全学生に、新型コロナウイルス感染予防対策のガイダンスを実施するよう求めている。

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大学等における感染症拡大予防のためのガイドライン(改定版)
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 京都府は2020年8月5日、「大学等における感染症拡大予防のためのガイドライン(改定版)」を公表した。後期からの対面授業の実施に当たっては全学生に、新型コロナウイルス感染予防対策のガイダンスを実施するよう求めている。

 京都府の学生数は16万人を超え、都道府県別の人口当たりの学生数は、東京を上回る日本一の大学の街であり、その7割以上が府外からの入学生となっている。京都府は、可能な限り新型コロナウイルス感染症の拡大リスクを低減させ、学生が安心して学業に専念できる学修環境や大学周辺の地域住民にも安心してもらえる環境などを整備するため、府内の大学などから意見をもらい、「大学等の再開に向けた感染症拡大予防のためのガイドライン」を策定した。各大学は感染防止マニュアルなどを策定し教育活動を再開しているが、7月下旬に大学生のクラスターが発生したことから大学生への注意喚起とともに、ガイドラインを改定した。

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《田中志実》

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