風で動く生命体展示「テオ・ヤンセンWeb展覧会」9月末まで
学研科学創造研究所は2020年9月30日まで、テオ・ヤンセンWeb展覧会を開催する。風力によって生物のような動きをする造形作品「ストランドビースト」を、写真・解説・動画のセットで鑑賞できる。
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テオ・ヤンセン氏は1948年、オランダのスフェヴェニンゲン出身のアーティスト。デルフト工科大学にて物理学を学んだ後、画家に転向。1990年より、風の力で動くプラスチックチューブでできた生命体「ストランドビースト」の制作を開始した。
2020年夏のテオ・ヤンセン展は兵庫県立美術館にて開催予定だったが、新型コロナウイルス流行により中止に。こうした中、ストランドビーストの世界に触れる機会を少しでもつくることができないかと考え、学研科学創造研究所ではWeb展覧会の開催を決定した。
メインの展示は、最新作を含む12体のストランドビースト。写真・解説・動画のセットで鑑賞できるほか、最近のテオ氏の作品制作のようすなども随時追加する。
さらに、ストランドビーストはどのようにして生まれるのか、なぜ生きているような動きをするのかなど、ストランドビーストの秘密を解き明かすコンテンツや、テオ・ヤンセンというアーティストを深く知ることのできるコンテンツも準備中。完成次第随時掲載するという。
ミュージアムショップでは、通常は実際の展覧会会場でしか入手できない商品を販売。世界で唯一テオ・ヤンセンに認められた「大人の科学マガジン」制作のストランドビーストのミニチュア組み立てキットや展覧会図録など、テオ・ヤンセン関連商品を7種用意している。
作品は、学研科学創造研究所Webサイトにて鑑賞できる。
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