自己肯定感を育む「ミライデザイン手帳」データ無償提供

 ミライLABOは2020年8月25日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて子どもたちの自己肯定感を育む「ミライデザイン手帳」のクラウドファンディングを開始した。9月22日までのクラウドファンディング実施期間に限り、手帳データ全60ページの無償提供も実施する。

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 ミライLABOは2020年8月25日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて子どもたちの自己肯定感を育む「ミライデザイン手帳」のクラウドファンディングを開始した。9月22日までのクラウドファンディング実施期間に限り、手帳データ全60ページの無償提供も実施する。

 ミライLABOは、日本の子どもの自己肯定感が先進国最下位、10代の自殺率が世界1位という不名誉な数字を明るくしたいとの思いから、保育園と小学生が通うサードプレイスを展開するなどさまざまなプロジェクトを実施。これまで約6,500人の子どもたちの場づくりを行ってきた。

 今回、新型コロナウイルス感染症の影響により外での居場所作りが難しく、また環境面・経済面での理由によりオンライン授業を受けられない子どもたちのために「ミライデザイン手帳」を企画。クラウドファンディングを実施した。当初掲げた目標金額100万円は開始から4時間半で達成。ネクストゴールとして掲げた300万円も開始からわずか1日半で達成し、さらなるネクストゴール500万円を目指すなど、大きな反響を呼んでいる。

 ミライデザイン手帳は、「1.自分だけのミライをデザインしよう」「2.やったことないことをやってみよう」「3.広い世界をぼうけんしよう」「4.生まれてからこれまで」の4つの章で構成。子どもが胸を張って自分の好きなものを好きだと言える、それをみんなで応援しあえる場をカタチにすることで、子どもの自己肯定感を育む仕掛けが施されている。

 ミライデザイン手帳は、9月22日まで「CAMPFIRE」内クラウドファンディング特設サイトを通じて購入可能。商品購入のほか、企画自体を応援したりワークショップに参加できるなどさまざまなリターンが用意されている。

 また、クラウドファンディング実施期間限定で、手帳データ全60ページの無償提供も実施。「ミライデザイン手帳を10万人の子どもたちに届ける」というミッションのもと、収入格差や情報格差により届けるべき子どもたちに届けられないという課題を解決する手段のひとつとして、オープンソース化することで1人でも多くの子どもたちに届けたいとしている。手帳データはクラウドファンディング特設ページより無償ダウンロードできる。

◆「ミライデザイン手帳」クラウドファンディング
実施期間:2020年8月25日(火)7:00~9月22日(火)23:59
実施場所:クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」内「一生モノの自己肯定感をこどもたちにプレゼントする手帳を届けたい!」プロジェクト
商品概要:A5サイズ、60ページ、フルカラー
定価:3,980円(送料別)
※売上の1%をカンボジアの学校建設に寄付
※CAMPFIRE内特設サイトでは、割引価格での提供も実施

《畑山望》

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