インフルエンザ予防接種は定期接種対象者から、厚労省が呼びかけ
厚生労働省は2020年9月11日、季節性インフルエンザワクチンの接種時期について、65歳以上など定期接種対象者から接種を行い、そのほかの人たちは10月26日まで接種を待ってほしいと協力を呼びかけた。今季は過去5年で最大量のワクチンを供給予定だという。
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
新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、この冬に向けてインフルエンザワクチンの需要が高まる可能性がある。厚生労働省によると、今季は過去5年で最大量となる最大約6,300万人分のワクチンを供給予定だという。
厚生労働省は、より必要としている人に確実に届くよう、原則として予防接種法に基づく定期接種対象者(65歳以上の人のほか、60歳から65歳未満の慢性高度心・腎・呼吸器機能不全者など)は10月1日から接種を行い、それ以外の人は10月26日まで接種を待つよう協力を呼びかけている。なお、定期接種の開始日は自治体により異なるため、各自治体に確認すること。
10月26日以降は、定期接種対象者以外も季節性インフルエンザワクチンを接種できるが、特に医療従事者、基礎疾患をもっている人、妊婦、生後6か月から小学2年生までの接種希望者は早めに予防接種を受けるよう周知している。
予防接種を受けるにあたり、感染防止の3つの基本である「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」を徹底してほしいとしている。また、あらかじめ医療機関に電話などで予約をするようお願いしている。
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