コロナ長期化の母親の期待、「オンライン授業」5割超
「ママスタ」が行った調査で、公立の小中学校で「オンライン授業が開始・実施済み」は13.6%となった。オンライン授業や学習に対する小中学生の母親の不安として、約半数の母親が「先生による理解度の把握」や「子どもが集中できるか」をあげた。
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
「まなびに関する実態調査」は、母親向け総合情報サイト「ママスタ」が2020年8月27日~9月4日、ママスタユーザーの第一子が未就学児~中学生の母親435名を対象に行った。
「コロナウイルス感染長期化に伴い、子どもに対して心配していること・不安に感じていることはあるか」との質問に、87.8%が「はい」と回答した。
具体的に心配している事柄については、「この先の見通しが不透明な状態が続いていること」をあげる人が多く、すべての年代で6割を超えた。未就学児や小学生では「外出や外で遊び機会が減少したことによる運動力の低下」を心配する声が比較的多く、中学生では「学習面の遅れ」や「受験・進学への影響」を不安視する声が目立った。
「コロナウイルス蔓延の長期化に伴い、今後、園や学校に期待することは何か」との質問には、「感染拡大防止のための予防の徹底」を求める声がどの年代でも多く6割を超えた。また、「子どものメンタルケア」への期待もついで多かった。小中学生の場合は、半数以上が「オンライン授業・学習への取り組み」を求めた。
実際に子どもが通う公立小学校・中学校の現状を聞くと、「オンライン授業・学習を開始・実施済み」は13.6%で、「今後実施予定がある」との回答も13.9%に留まる。「予定はない」は50.9%だった。
オンライン授業に対して不安に感じていることについては、「先生たちが子どもたちの理解度をどのように把握しているのか不安」50.3%、「子どもが飽きずに集中できるかが不安」49.7%の2点をあげる人が多かった。
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