富士通、家庭学習用プログラミング教材を「LINE entry」に提供

 子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」は2020年10月7日、LINEみらい財団が提供する小学生を対象とした無料のプログラミング学習環境「LINE entry」に家庭学習用教材を提供することを発表した。

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 子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」は2020年10月7日、LINEみらい財団が提供する小学生を対象とした無料のプログラミング学習環境「LINE entry」に家庭学習用教材を提供することを発表した。

 「LINE entry」は、LINEみらい財団が提供する小学生などを対象とした無料で学べるプログラミング学習環境。子どもは楽しく、学校現場の先生は使いやすく設計されているWebコンテンツだ。

 ICT社会をリードする存在を1人でも多く輩出したいという思いでスタートし、全国に約40か所展開している子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」は、教室で使用しているコンテンツを「LINE entry」用にリニューアルし提供する。

 提供コンテンツは「基礎コース」「応用コース」「上級コース」の3つ。「基礎コース」は、プログラミングが初めての子どもでも学べる仕様になっており、プログラミングの基本機能となる順次、反復、条件、分岐などの考え方が理解できる。

 「応用コース」は、しっかりとプログミング的思考力が身に付く仕様で、座標、変数、演算などの応用力を身に付けることにより本格的なプログラミングを理解できる。「上級コース」では、複雑なプログラムを駆使してゲームを完成させることで、プログラミングの意味を知り、身の回りのさまざまなものがプログラミングによって制御されていることを理解できる。

 いずれのコースにも「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」のメインキャラクター「でじっと」が登場し、楽しいストーリー仕立てで、自宅で楽しくプログラミングを学ぶことができるという。

 「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」を運営する富士通ラーニングメディアは、2020年度小学校必修化に伴い、富士通グループの人材育成企業として、プログラミング教室の運営で培ったノウハウを生かし、新たに「LINE entry」の家庭学習用教材を通して、日本全国の子どもにプログラミング教育の普及活動と学習の場を提供していくとしている。

《鈴木あさり》

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