渋谷区放課後クラブで「理科実験教室」継続的な月謝制プログラム

 明日葉は2020年10月14日より、渋谷区の「クラブ事業コーディネート業務」において月謝制の継続的プログラム「理科実験教室」を開始した。プログラムを通して、学童の充実や児童の学びの場の提供、親子のコミュニケーションツールとなることを期待しているという。

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 明日葉は2020年10月14日より、渋谷区の「クラブ事業コーディネート業務」において月謝制の継続的プログラム「理科実験教室」を開始した。プログラムを通して、学童の充実や児童の学びの場の提供、親子のコミュニケーションツールとなることを期待しているという。

 渋谷区では、すべての区立小学校に「放課後クラブ」を開設。保護者の就労状況にかかわらず、すべての児童を対象に学校や地域が連携し、ひとりひとりを健やかに育てていくことを目指している。「クラブ事業コーディネート業務」は、児童・保護者のニーズに応え、豊かな放課後を過ごすことが目的。「放課後クラブ」に参加している児童に、さまざまな学習・スポーツ、体験活動の機会を定期的・継続的に提供できるように企画・提案し、実施している。

 明日葉は2020年5月より、クラブ事業コーディネート業務をスタート。明日葉を含む運営事業者4社で連携、調整を重ね、10月から希望する児童に対して月謝制の継続的プログラムを開始した。

 2020年度はトライアルとして、4校の放課後クラブでプログラミング・理科実験教室・英会話の3科目のプログラムを実施。すでに多くの申込みがあるという。2021年度は、渋谷区内の全18校の放課後クラブで実施していくとしている。

 10月14日に渋谷区内の小学校で実施した理科実験教室のテーマは「虹を作ろう」。「虹は何色で見えるのか」「どのような時に虹が見えるのか」など虹について質問し、特殊なフィルムで光を覗いて光が虹色に見える体験を通じて光の性質について学習した。

 授業では、児童が学んだことや感じたことをレジュメに書き込むことで理解につなげ、ファイルにとじて持ち帰ることで、放課後クラブでの児童のようすを保護者が把握できるように工夫されている。

《外岡紘代》

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