大学受験生約8割が「主体性評価」賛成、一方で7割が不安

 2021年度大学入試を控えた高校3年生の約8割が、一般選抜で主体性評価がされることに賛成しているが、約7割が不安を持っているということがODKソリューションズの調べでわかった。調査は、2021年度入試を控える高校3年生200名に対して、インターネットリサーチで行われた。

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 2021年度大学入試を控えた高校3年生の約8割が、一般選抜で主体性評価がされることに賛成しているが、約7割が不安を持っているということがODKソリューションズの調べでわかった。調査は、2021年度入試を控える高校3年生200名に対して、インターネットリサーチで行われた。

 「主体性評価」とは、「学力の3要素」を多面的・総合的に評価できるよう、学力以外に、受験生自身のそれまでの取組みや、人柄(主体性)を評価の対象にするもので、文部科学省が進めている大学入試選抜改革の取組みの1つ。この「主体性評価」について受験生はどう感じているのか、また新型コロナウイルス感染症の影響はどのようなものがあるのかを、ODKソリューションズが調査した。

 ODKソリューションズの調べによると、主体性評価について「理解している」「少し理解している」と回答した人の合計は71.5%で、31.0%が「自分で作成したい」と回答していることがわかった。一般選抜で主体性評価がされることに対しては、78.5%の受験生が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答しており、学業以外の取組みや学習意欲を評価してもらえる点に、メリットを感じる受験生が多いという結果となった。

 一方、「評価基準がわからない」「採点者によって評価が変わってしまいそう」などの理由から、69.0%が主体性評価について「不安がある」「どちらかといえば不安がある」と回答。また、「大学ごとの特色に合わせた主体性評価の基準などを明確に定め、公開してほしいと思うか」との問いには、81.5%が「思う」「少し思う」と回答している。

 対面授業や教員とのコミュニケーションが減るコロナ禍では、主体性評価のように自主的な活動を評価する機会が「必要であると思う」「やや必要であると思う」と82.0%の受験生が回答。一方で、学業以外の取組みについて、64.0%の受験生が「行いたかったが十分にできなかった」「行いたかったがまったくできなかった」と回答している。また、学業以外の取組みが十分に行えなかった受験生のうち、59.4%が新型コロナの影響と回答しており、もっとも多かった理由は「コロナ禍で活動の機会がなくなってしまったため」の65.8%、ついで「コロナ禍で活動を行うのが不安になったため」の46.1%という結果となった。

《森井ゆか》

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