「新型コロナウイルス感染拡大前後で、子どものお小遣いの金額は変わったか」という問いに対しては、56.5%が「変わらない」、34.3%が「渡していない」と回答。新型コロナウイルスの影響で外出機会が減っても、お小遣いの金額に変化は見られなかった。
お小遣いの金額は「2001円~3000円」がもっとも多く、「1001円~2000円」と「501円~1000円」が僅差で並んだ。お小遣いの渡し方では、「現金」が9割以上を占めた。現金でお小遣いを渡す人の中には、「クレジットカード」や「スマホ決算サービス」を併用している人もいた。
「子どもの金融教育を行っているか」という質問では、「いいえ」が77.8%にのぼり、「はい」は22.2%にとどまった。その一方で、子どもの金融教育については、約7割が「小学校低学年以下から必要」と回答。金融教育で特に学ばせたい内容については、「資産運用」がもっとも多く、「投資」「仮想通貨」「キャッシュレス決算」「貯金」と続いた。
イー・ラーニング研究所では「新型コロナウイルスの影響により先行きが不透明になっている今、お金の使い方よりもお金の増やし方やキャッシュレスのひとつとして話題となっている仮想通貨について学ばせたいと考えていると推測される」と分析している。