子どものスマホ使い始め理由、半数が「緊急時連絡とれるよう」
子どものスマホ使い始め理由は、「緊急時に子どもと連絡が取れるように」が半数を占めていたことが、NTTドコモ モバイル社会研究所が2020年11月18日に発表した調査結果より明らかになった。
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
「子どものケータイ利用に関する調査2020」は、全国在住の小中学生の子どもとその保護者を対象に実施したもの。2020年9月から10月に調査を行い、1,100組の親子の有効回答を得た。
自分専用のスマートフォンを使ったことのある小中学生のいる保護者に、子どもが自分専用のスマートフォンを使い始めた理由を聞いたところ、もっとも多かった回答は「緊急時に子どもと連絡が取れるように」51%。ついで、「子どもがどこにいるかわかるようにしたいから」28%、「子どもの友達が持ち始めたから」24%、「子どもが進学または進級したから」23%、「子どもが塾や習い事に通い始めたから」21%、「子どもの学校や部活、塾で必要になったから」17%、「親の働き方が変わったから」7%という結果だった。
使い始め年齢別にみると、11歳以下では「緊急時に子どもと連絡がとれるように」56%、「子どもがどこにいるかわかるようにしたいから」39%が比較的多かった。一方、12歳以上でスマートフォンを使い始めた場合は、「緊急時に子どもと連絡がとれるように」46%のほか、「子どもが進学または進級したから」34%、「子どもの友達が持ち始めたから」31%、「子どもの学校や部活、塾で必要になったから」28%も多かった。
また、地域別にみると、「緊急時に子どもと連絡がとれるように」は「中国・四国・九州」が65%、「子どもの友達が持ち始めたから」は「近畿」が38%、「子どもが進学または進級したから」は「関東」「近畿」が27%で、それぞれほかの地域と比べて高い傾向がみられた。
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