今年の漢字、ネガティブな意味合いが上位に…AIアプリ調査
人工知能アプリ「SELF」は2020年12月11日、「今年の漢字」に関するアンケート結果を発表した。1位は「変」となり、新型コロナを思い起こさせるネガティブな意味合いを持つ漢字が上位を占める結果となった。
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「今年の漢字」に関する調査は、スマートフォン向けアプリ「SELF」の利用ユーザー6,231人を対象に、12月4日~12月10日に実施。回答者の年代内訳は、10代以下22%、20代29%、30代21%、40代16%、50代9%、60代以上2%。
2020年を漢字一文字で表すとしたら、1位は「変」297人、2位は「苦」289人、3位は「病」222人。新型コロナを思い起こさせるネガティブな意味合いを持つ漢字が上位を占める結果となった。しかし、「変」を含む特定の漢字が突出して多かったわけではなく、全体的に票は分散しており、2019年の「令」ほどに票数を集める漢字はないのかもしれないと分析。
そのほか、4位「耐」168人、5位「辛」154人、6位「疲」153人、7位「鬱」143人、8位「密」133人、9位「禍」132人、10位「無」125人。また、ポジティブな意味合いを持つ漢字では「愛」(91人)が13位、「楽」(44人)は24位だった。なお、日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」発表は12月14日、京都・清水寺にて行う。
SELFは、AIと会話ができるスマートフォンアプリ。ユーザーの状態・状況などあらゆることを記憶し、ユーザーに適した情報や会話を提供している。110万ダウンロードを達成し、ユーザーレビューは3万4,000件を突破している。
◆今年の漢字「2020年を漢字一文字で表すとしたら」
1位 変
2位 苦
3位 病
4位 耐
5位 辛
6位 疲
7位 鬱
8位 密
9位 禍
10位 無
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