教育水準の高さ自慢・子育てのしやすさ自慢、福井県が二冠

 「教育水準の高さ自慢」と「子育てのしやすさ自慢」で「福井県」が1位となり二冠を達成したことが、ソニー生命の「47都道府県別 生活意識調査2020」の結果より明らかになった。

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「教育水準の高さ」が自慢
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 「教育水準の高さ自慢」と「子育てのしやすさ自慢」で「福井県」が1位となり二冠を達成したことが、ソニー生命の「47都道府県別 生活意識調査2020」の結果より明らかになった。

 「47都道府県別 生活意識調査2020」は、2020年10月29日から11月11日までの14日間、全国の20歳から59歳の男女を対象に実施。各都道府県100名、計4,700名の有効サンプルを集計している。

 「暮らしやすさ自慢」は、1位「静岡県」「兵庫県」同率50.0%、3位「東京都」46.0%。静岡県は前回調査の8位から、兵庫県は前回調査の15位から大幅ランクアップとなった。

 教育や子育てについて「教育水準の高さ自慢」は、1位「福井県」21.0%、2位「秋田県」18.0%、3位「東京都」17.0%。「子育てのしやすさ自慢」は1位「福井県」34.0%、2位「鳥取県」28.0%、3位「兵庫県」26.0%であった。福井県は前回調査において「教育水準の高さ自慢」「子育てのしやすさ自慢」はいずれも2位だったが、今回はどちらも1位となり二冠を達成した。

 家族の関係や状況について「家族の仲がいい」は、1位「鹿児島県」76.0%、2位「福井県」「兵庫県」同率73.0%。「夫もよく家事に参加している」は、1位「広島県」47.0%、2位「兵庫県」46.0%、3位「福岡県」45.0%。「夫もよく子育てに参加している(いた)」は、1位「兵庫県」49.0%、2位「高知県」45.0%、3位「福岡県」43.0%であった。兵庫県と福岡県は、夫の家事参加・育児参加ランキングの両方で上位3位以内に入っていた。

 マネー関連のランキングで「教育にお金をかけたい」は、1位「兵庫県」18.0%、2位「山形県」「福島県」「神奈川県」「高知県」「沖縄県」同率17.0%。「家族との時間にお金をかけたい」は、1位「福井県」「大阪府」同率34.0%、3位「新潟県」「沖縄県」同率33.0%であった。

 コロナ禍による生活への影響について「コロナ疲れを感じている」は、1位「千葉県」「兵庫県」同率70.0%、3位「沖縄県」69.0%。「コロナ禍で家計は大打撃を受けた」は、1位「栃木県」50.0%、2位「愛知県」49.0%、3位「神奈川県」47.0%となった。

 「コロナ禍における新しい生活様式に慣れてきた」は、1位「東京都」85.0%、2位「新潟県」82.0%、3位「福井県」80.0%。「コロナ禍で家族の絆は強くなった」は、1位「千葉県」「鹿児島県」同率52.0%、3位「大阪府」50.0%。

 2021年の展望について「来年は明るい1年になると思う」は、1位「静岡県」「兵庫県」同率47.0%、3位「鹿児島県」46.0%であった。

《外岡紘代》

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